前回に続いて、今回も神回でした。前回は珍しく久美子が熱くあすか先輩に語る情熱的なお話でしたが、今回は滝先生の奥さんのことを知った麗奈の静かな決意が印象的でした。
ようやくあすか先輩問題が解決したのに、久美子と麗奈の関係は冷え切っています。久美子は麗奈が何か怒っていることはわかるのですが、なぜ怒っているかはわかりません。緑輝や葉月がそんな久美子の応援をしてくれますが、あまり頼りになりませんでしたね。(^^;
もやもやした気分で帰宅した久美子に、麗奈からの呼び出しがありました。以前にも行ったことがある展望台に、今から行くというのです。その途中で、ようやく麗奈は久美子に自分が怒っている理由を話しました。滝先生に奥さんがいたことは、麗奈にとっては辛いことです。しかし久美子がそれを知ったなら、それを伝えて欲しかったと思っていたのでした。
ようやく麗奈の怒っている理由を知った久美子は、滝先生の奥さんがすでに亡くなっていることも麗奈に伝えました。それはより麗奈を動揺させることでしたが、状況がここまで進展すると話さないわけにはいかないことですね。
麗奈が滝先生と初めて出会ったのは、まだ小学生の頃でした。その時の麗奈は、学校で一緒にピアノの練習をしていた女の子と気まずくなってしまい落ち込んでいました。滝先生は、麗奈のお父さんから教えを受けていました。そんな滝先生のことを、麗奈は一目会ったその日から大好きになっていたのでした。
それ以来、麗奈にとって滝先生はあこがれの存在であり続けました。自分の演奏に思い悩んでいた時、その演奏を聴いた滝先生はやさしく麗奈にアドバイスをしてくれました。吹奏楽は集団で行うものなので、周囲と合わせることは大切です。しかし、それとは別に個人としてより高みを目指す気持ちが大切だと滝先生は教えてくれたのでした。
滝先生のことを知って以来、麗奈の演奏はボロボロでした。滝先生からも厳しい指摘が飛んできます。それに対して、立て直しますと麗奈は答えました。そして麗奈は、今まで以上にトランペットの練習に打ち込みます。夜遅くまで練習を続けた麗奈は、久美子と一緒に部室の鍵を返しに行くことになりました。
そこで麗奈は、滝先生に亡くなった奥さんのことについて尋ねました。最初は奥さんがこの学校の出身者であったことなどを話そうとした滝先生でしたが、麗奈が知りたかったのはそういうことではありません。麗奈は奥さんがどんな人だったのか、それが知りたかったのです。
そんな麗奈に、滝先生は奥さんの人柄について話してくれました。奥さんはとても元気な女性だったようです。北宇治高校の吹奏楽部出身だった奥さんは、いつか自分の指導で吹奏楽部に全国で金賞をとらせたいと思っていました。しかし、その夢を実現させる前に、奥さんは病気で亡くなってしまいました。
それからしばらくは、滝先生は抜け殻のような状態でした。しかし、父から吹奏楽部の顧問になるように言われて、それを引き受けたのでした。先生自身にも、この話を引き受けたのが亡くなった奥さんの願いをかなえたいからなのか、よくわかっていません。しかし間違いなく、この仕事を引き受ける理由の1つにはなっていたのでした。
その話を聞いた後、麗奈は何かを吹っ切ったように見えました。そして全国大会前のある日、麗奈は久美子を誘ってどこかに出かけました。それは滝先生の亡くなった奥さんのお墓でした。そこで麗奈は、全国で金賞を取りますと奥さんに誓ったのでした。(;_;)
前回のエピソードと比べると、熱いセリフや動きがあるわけではありませんが、それが静かに心の深いところに響いてくるような素晴らしいエピソードだと思いました。
麗奈の気持ちは直接的なセリフがあるわけではありませんが、自分と同じように滝先生のことを好きだった女性の思い、そしてその人の夢をかなえたいと願う滝先生の思い。愛する人が願う、愛する人が愛した人の思いをかなえたい。そんな麗奈の思いが強く感じられました。(^^)
ようやくあすか先輩問題が解決したのに、久美子と麗奈の関係は冷え切っています。久美子は麗奈が何か怒っていることはわかるのですが、なぜ怒っているかはわかりません。緑輝や葉月がそんな久美子の応援をしてくれますが、あまり頼りになりませんでしたね。(^^;
もやもやした気分で帰宅した久美子に、麗奈からの呼び出しがありました。以前にも行ったことがある展望台に、今から行くというのです。その途中で、ようやく麗奈は久美子に自分が怒っている理由を話しました。滝先生に奥さんがいたことは、麗奈にとっては辛いことです。しかし久美子がそれを知ったなら、それを伝えて欲しかったと思っていたのでした。
ようやく麗奈の怒っている理由を知った久美子は、滝先生の奥さんがすでに亡くなっていることも麗奈に伝えました。それはより麗奈を動揺させることでしたが、状況がここまで進展すると話さないわけにはいかないことですね。
麗奈が滝先生と初めて出会ったのは、まだ小学生の頃でした。その時の麗奈は、学校で一緒にピアノの練習をしていた女の子と気まずくなってしまい落ち込んでいました。滝先生は、麗奈のお父さんから教えを受けていました。そんな滝先生のことを、麗奈は一目会ったその日から大好きになっていたのでした。
それ以来、麗奈にとって滝先生はあこがれの存在であり続けました。自分の演奏に思い悩んでいた時、その演奏を聴いた滝先生はやさしく麗奈にアドバイスをしてくれました。吹奏楽は集団で行うものなので、周囲と合わせることは大切です。しかし、それとは別に個人としてより高みを目指す気持ちが大切だと滝先生は教えてくれたのでした。
滝先生のことを知って以来、麗奈の演奏はボロボロでした。滝先生からも厳しい指摘が飛んできます。それに対して、立て直しますと麗奈は答えました。そして麗奈は、今まで以上にトランペットの練習に打ち込みます。夜遅くまで練習を続けた麗奈は、久美子と一緒に部室の鍵を返しに行くことになりました。
そこで麗奈は、滝先生に亡くなった奥さんのことについて尋ねました。最初は奥さんがこの学校の出身者であったことなどを話そうとした滝先生でしたが、麗奈が知りたかったのはそういうことではありません。麗奈は奥さんがどんな人だったのか、それが知りたかったのです。
そんな麗奈に、滝先生は奥さんの人柄について話してくれました。奥さんはとても元気な女性だったようです。北宇治高校の吹奏楽部出身だった奥さんは、いつか自分の指導で吹奏楽部に全国で金賞をとらせたいと思っていました。しかし、その夢を実現させる前に、奥さんは病気で亡くなってしまいました。
それからしばらくは、滝先生は抜け殻のような状態でした。しかし、父から吹奏楽部の顧問になるように言われて、それを引き受けたのでした。先生自身にも、この話を引き受けたのが亡くなった奥さんの願いをかなえたいからなのか、よくわかっていません。しかし間違いなく、この仕事を引き受ける理由の1つにはなっていたのでした。
その話を聞いた後、麗奈は何かを吹っ切ったように見えました。そして全国大会前のある日、麗奈は久美子を誘ってどこかに出かけました。それは滝先生の亡くなった奥さんのお墓でした。そこで麗奈は、全国で金賞を取りますと奥さんに誓ったのでした。(;_;)
前回のエピソードと比べると、熱いセリフや動きがあるわけではありませんが、それが静かに心の深いところに響いてくるような素晴らしいエピソードだと思いました。
麗奈の気持ちは直接的なセリフがあるわけではありませんが、自分と同じように滝先生のことを好きだった女性の思い、そしてその人の夢をかなえたいと願う滝先生の思い。愛する人が願う、愛する人が愛した人の思いをかなえたい。そんな麗奈の思いが強く感じられました。(^^)
最終更新日 : 2022-10-30
響け!ユーフォニアム2「第十一回 はつこいトランペット」に関するアニログです。 …
2016/12/18 00:38 anilog