前半は、ひなたが好きな男の子のためにお弁当を作るお話。後半は、零のとこに押しかけてきた二階堂が、川本家を訪れることになるお話でした。
ひなたには、小学生の時から好きだった男の子がいます。昔はひなたよりも小っちゃかった男の子は、今ではひなたを追い越して、中学生には見えない大きな男の子になりました。野球部に所属しているその子のために、ひなたは試合の日にお弁当を作って持って行こうとしていたのでした。
あかりは、無難に唐揚げや卵焼きを勧めますが、ひなたは可愛くて個性的なお弁当を作りたいようです。さらに、そのために必要な食材を購入するには、けっこうなお金がかかることが判明しました。好きな子のためとはいえ、家族の食費よりも高い食材を買うことは、あかりに却下されてしまいました。
そんなあかりに、ひなたはお姉ちゃんは次々と痩せた動物を拾ってくると反撃します。その痩せた動物の中には、もちろん零も入っていたのでした。(^^;
結局、ひなたの食材は日頃お世話になっているお礼に、零が買ってあげることになりました。食材を調達したひなたは、翌朝早くから気合いを入れてお弁当を作ります。しかし、気合いの入りすぎたメニューに製作は難航。その上、応援の時に着ていく服も決めていなかったことを思い出して、ひなたは大慌てです。
それでも何とかお弁当は完成して、ひなたは野球の応援に行くことができました。買い物に出かけた零は、偶然ひなたの学校の側を通りかかりました。そこでは、野球の試合が行われていました。ひなたの好きな男の子は、9回の大事な場面で決勝点を決めて、チームを勝利に導きました。しかし、その男の子にひなたは、結局お弁当を渡すことができませんでした。
渡せなかったお弁当を、ひなたは捨てようとします。しかし、それを零が止めました。そんな零を見て、ひなたは泣き出しました。さっきまで好きな子を見てあんなにニコニコしていたのに、今度は好きな子が原因で泣いています。その気持ちは、今ひとつ零には理解できませんでした。
お弁当を持って、零と一緒に帰宅したひなたに、あかりは自分も昔同じような経験があると話してくれました。その時に、あかりの無謀なお弁当を止めようとしたのは、亡くなったお母さんでした。川本家に今はお母さんはいませんが、お母さんが残してくれたものは、今もたくさんあるみたいですね。(^^)
そして、ひなたの作ったお弁当は、猫も悶絶するくらいとんでもない味つけでした。(^^;
恋も料理の腕前も、ひなたはまだこれからですね。
後半は、二階堂が零のアパートに押しかけていました。何でも自分の名前がついた技を将棋の歴史に残したくて、その研究相手として零が(勝手に^^;)選ばれたのでした。
お腹が減った2人は、外に食事に出ました。二階堂の病気のことを知らない零は、ファストフードのお店で簡単に済ませようとしますが、二階堂はそれをぐっとこらえます。そんな時、商店街に買い物に来ていた川本3姉妹のモモが、二階堂を見つけました。モモには、ふっくらとした二階堂が、まるでトトロのように見えたみたいです。(^^;
さらに二階堂がツボなのは、モモだけではありませんでした。ふっくらとしたものに目がないあかりも、二階堂のことが一目で気に入ったのでした。こうして零は、二階堂と一緒に川本家を訪れることになったのでした。
あかりは、二階堂のために食事を用意してくれます。しかし、こってりしたものや味つけの濃いものは二階堂の体にはよくないと気がついて、薄味だけれどおいしい料理をふるまってくれたのでした。そのおいしさに、二階堂は感激するのでした。
そこへ、二階堂を迎えにじいやが現れました。どうやら二階堂は、体のどこかにGPSを仕込まれているようです。(^^;
じいやさんは、お世話になったお礼にと、お土産を持参しました。それはなんと、3姉妹のお祖父さんの和菓子屋「三日月堂」のお菓子でした。じいやさんがお店のお菓子を気に入ってくれていると知って、あかりは笑顔になるのでした。
というわけで、今回は前半・後半ともに、ほっこりしたお話でした。ただ気になるのは、恋というキーワードから、零が女の子に馬乗りになられた過去を思い出したことです。彼女と零の間に、いったい何があったのでしょうか!?
ひなたには、小学生の時から好きだった男の子がいます。昔はひなたよりも小っちゃかった男の子は、今ではひなたを追い越して、中学生には見えない大きな男の子になりました。野球部に所属しているその子のために、ひなたは試合の日にお弁当を作って持って行こうとしていたのでした。
あかりは、無難に唐揚げや卵焼きを勧めますが、ひなたは可愛くて個性的なお弁当を作りたいようです。さらに、そのために必要な食材を購入するには、けっこうなお金がかかることが判明しました。好きな子のためとはいえ、家族の食費よりも高い食材を買うことは、あかりに却下されてしまいました。
そんなあかりに、ひなたはお姉ちゃんは次々と痩せた動物を拾ってくると反撃します。その痩せた動物の中には、もちろん零も入っていたのでした。(^^;
結局、ひなたの食材は日頃お世話になっているお礼に、零が買ってあげることになりました。食材を調達したひなたは、翌朝早くから気合いを入れてお弁当を作ります。しかし、気合いの入りすぎたメニューに製作は難航。その上、応援の時に着ていく服も決めていなかったことを思い出して、ひなたは大慌てです。
それでも何とかお弁当は完成して、ひなたは野球の応援に行くことができました。買い物に出かけた零は、偶然ひなたの学校の側を通りかかりました。そこでは、野球の試合が行われていました。ひなたの好きな男の子は、9回の大事な場面で決勝点を決めて、チームを勝利に導きました。しかし、その男の子にひなたは、結局お弁当を渡すことができませんでした。
渡せなかったお弁当を、ひなたは捨てようとします。しかし、それを零が止めました。そんな零を見て、ひなたは泣き出しました。さっきまで好きな子を見てあんなにニコニコしていたのに、今度は好きな子が原因で泣いています。その気持ちは、今ひとつ零には理解できませんでした。
お弁当を持って、零と一緒に帰宅したひなたに、あかりは自分も昔同じような経験があると話してくれました。その時に、あかりの無謀なお弁当を止めようとしたのは、亡くなったお母さんでした。川本家に今はお母さんはいませんが、お母さんが残してくれたものは、今もたくさんあるみたいですね。(^^)
そして、ひなたの作ったお弁当は、猫も悶絶するくらいとんでもない味つけでした。(^^;
恋も料理の腕前も、ひなたはまだこれからですね。
後半は、二階堂が零のアパートに押しかけていました。何でも自分の名前がついた技を将棋の歴史に残したくて、その研究相手として零が(勝手に^^;)選ばれたのでした。
お腹が減った2人は、外に食事に出ました。二階堂の病気のことを知らない零は、ファストフードのお店で簡単に済ませようとしますが、二階堂はそれをぐっとこらえます。そんな時、商店街に買い物に来ていた川本3姉妹のモモが、二階堂を見つけました。モモには、ふっくらとした二階堂が、まるでトトロのように見えたみたいです。(^^;
さらに二階堂がツボなのは、モモだけではありませんでした。ふっくらとしたものに目がないあかりも、二階堂のことが一目で気に入ったのでした。こうして零は、二階堂と一緒に川本家を訪れることになったのでした。
あかりは、二階堂のために食事を用意してくれます。しかし、こってりしたものや味つけの濃いものは二階堂の体にはよくないと気がついて、薄味だけれどおいしい料理をふるまってくれたのでした。そのおいしさに、二階堂は感激するのでした。
そこへ、二階堂を迎えにじいやが現れました。どうやら二階堂は、体のどこかにGPSを仕込まれているようです。(^^;
じいやさんは、お世話になったお礼にと、お土産を持参しました。それはなんと、3姉妹のお祖父さんの和菓子屋「三日月堂」のお菓子でした。じいやさんがお店のお菓子を気に入ってくれていると知って、あかりは笑顔になるのでした。
というわけで、今回は前半・後半ともに、ほっこりしたお話でした。ただ気になるのは、恋というキーワードから、零が女の子に馬乗りになられた過去を思い出したことです。彼女と零の間に、いったい何があったのでしょうか!?
最終更新日 : 2022-10-30
第4話 Chapter 7 ひな その日、ひなは悩んでいた。中学の野球部のエース高橋くんのお弁当を作って応援に行く。そのお弁当で悩んでいた。零は栗の皮むきを手伝っていた。地味な作業が得意だった。華やかで美味しそうなお弁当を作りたい、欲張りなひなだった。姉のあかりは普段から作り慣れたおかずでないと失敗すると アドバイスしていくれるが地味でおばんくさいと毒づく。他人のお弁当の費用が高すぎてコスパ... …
2016/11/02 18:13 ぬる~くまったりと