希美とみぞれの問題が解決するお話でした!
いろいろな事情を知ってしまいましたが、久美子は関西大会に向けてがんばっています。そんな中、ついに起きるべくして、事件は起きたのでした。みぞれの前に、希美が現れてしまったのです。希美の姿を見たみぞれは、その場から逃げ出してしまいました。
優子と久美子は、必死で消えたみぞれの行方を捜します。そして、ようやく久美子は、教室の隅に隠れているみぞれを見つけたのでした。そして久美子は、みぞれがどう思っているのかを知ることができました。
中学時代、友人もいなくて孤立していたみぞれを、希美が吹奏楽部へと誘ってくれたのです。友人の多い希美は、いつもみぞれと一緒というわけにはいきませんでしたが、それでもみぞれは幸せでした。ところが、高校に進学して3年生との対立から希美は退部してしまいました。それを事前に聞いていなかったから、一緒に辞めようと誘ってくれなかったから、みぞれは希美にとって自分はその程度の存在なんだと思い込んだのでした。
久美子がかける言葉が見つからないところへ、優子が現れました。みぞれの泣き言を聞いた優子は、ついに感情を爆発させました。みぞれにとって、優子は友達ではなかったのか。そして吹奏楽部の仲間と一緒に、全国を目指してがんばることは楽しくなかったのか。それを優子は、みぞれへとぶつけました。
そんな優子の言葉に、ようやくみぞれの心が動きました。みぞれは勝手に、優子はみぞれに同情して仲良くしてくれているだけだと思い込んでいたのです。しかし、それは優子に対して、とても失礼なことでした。まさに、希美がみぞれにしたと思い込んでいることと同じくらい・・・。
そしてついに、みぞれは希美と向き合いました。そしてみぞれは、希美が一緒に退部しようと言わなかった理由を知りました。それはみぞれが、困難な環境の中でも黙々と練習を楽しんでいたからでした。そんな人間に、一緒に辞めようとは希美は言えませんでした。
理由がわかってみれば、こんな簡単なボタンの掛け違いでした。相手が何を思って行動したかは、直接相手に聞いてみなければわからない。その勇気を、みぞれは出すことができなかったのでした。
そして、希美へのわだかまりが解けたことで、みぞれの演奏は変わりました。もともと性格は淡泊でも、演奏はとても情熱的だったという希美の言葉通り、それからのみぞれの演奏は感情のこもった素晴らしいものに変わりました。
今回は、結局久美子は事件の周辺でウロウロしていただけでした。(^^;
でも、今回の事件に関わったことで、これまで知らなかった吹奏楽部の一面を知ったことは無駄ではなかったと思います。
というわけで、今回はこれまでの重い雰囲気が吹き飛ぶような、とてもいいエピソードでした。4話にしてこの盛り上がりだと、物語の後半がどれくらい盛り上がるのか、ますます楽しみになりました。
いろいろな事情を知ってしまいましたが、久美子は関西大会に向けてがんばっています。そんな中、ついに起きるべくして、事件は起きたのでした。みぞれの前に、希美が現れてしまったのです。希美の姿を見たみぞれは、その場から逃げ出してしまいました。
優子と久美子は、必死で消えたみぞれの行方を捜します。そして、ようやく久美子は、教室の隅に隠れているみぞれを見つけたのでした。そして久美子は、みぞれがどう思っているのかを知ることができました。
中学時代、友人もいなくて孤立していたみぞれを、希美が吹奏楽部へと誘ってくれたのです。友人の多い希美は、いつもみぞれと一緒というわけにはいきませんでしたが、それでもみぞれは幸せでした。ところが、高校に進学して3年生との対立から希美は退部してしまいました。それを事前に聞いていなかったから、一緒に辞めようと誘ってくれなかったから、みぞれは希美にとって自分はその程度の存在なんだと思い込んだのでした。
久美子がかける言葉が見つからないところへ、優子が現れました。みぞれの泣き言を聞いた優子は、ついに感情を爆発させました。みぞれにとって、優子は友達ではなかったのか。そして吹奏楽部の仲間と一緒に、全国を目指してがんばることは楽しくなかったのか。それを優子は、みぞれへとぶつけました。
そんな優子の言葉に、ようやくみぞれの心が動きました。みぞれは勝手に、優子はみぞれに同情して仲良くしてくれているだけだと思い込んでいたのです。しかし、それは優子に対して、とても失礼なことでした。まさに、希美がみぞれにしたと思い込んでいることと同じくらい・・・。
そしてついに、みぞれは希美と向き合いました。そしてみぞれは、希美が一緒に退部しようと言わなかった理由を知りました。それはみぞれが、困難な環境の中でも黙々と練習を楽しんでいたからでした。そんな人間に、一緒に辞めようとは希美は言えませんでした。
理由がわかってみれば、こんな簡単なボタンの掛け違いでした。相手が何を思って行動したかは、直接相手に聞いてみなければわからない。その勇気を、みぞれは出すことができなかったのでした。
そして、希美へのわだかまりが解けたことで、みぞれの演奏は変わりました。もともと性格は淡泊でも、演奏はとても情熱的だったという希美の言葉通り、それからのみぞれの演奏は感情のこもった素晴らしいものに変わりました。
今回は、結局久美子は事件の周辺でウロウロしていただけでした。(^^;
でも、今回の事件に関わったことで、これまで知らなかった吹奏楽部の一面を知ったことは無駄ではなかったと思います。
というわけで、今回はこれまでの重い雰囲気が吹き飛ぶような、とてもいいエピソードでした。4話にしてこの盛り上がりだと、物語の後半がどれくらい盛り上がるのか、ますます楽しみになりました。
最終更新日 : 2022-10-30
Re: タイトルなし * by 横溝ルパン
こんばんは。いつもお世話になります。
さいたさんがご指摘の場面、本当によかったですよね。(^^)
それまで影の中にいたみぞれが、優子の差し伸べた手に導かれて光の中へと出てくる。
みぞれの心理と合わせた、本当に絶妙な演出でしたよね!
みぞれが苦手な曲の伏線は、私は完全に忘れていました。(^^; 次回以降で伏線回収でしょうかね!?
個人的に気になったのは、「全国にいこうね」と久美子に言った、あすか先輩の思い詰めた表情です。もし全国に行けなかったら、どうなってしまうんだろうという怖さを感じました。(^^;
さいたさんがご指摘の場面、本当によかったですよね。(^^)
それまで影の中にいたみぞれが、優子の差し伸べた手に導かれて光の中へと出てくる。
みぞれの心理と合わせた、本当に絶妙な演出でしたよね!
みぞれが苦手な曲の伏線は、私は完全に忘れていました。(^^; 次回以降で伏線回収でしょうかね!?
個人的に気になったのは、「全国にいこうね」と久美子に言った、あすか先輩の思い詰めた表情です。もし全国に行けなかったら、どうなってしまうんだろうという怖さを感じました。(^^;
2期に入っても相変わらず面白いですね。
今回は優子がみぞれに手を差し伸べた時の、みぞれの心理と背景の影と光がシンクロしているところが素晴らしいと思いました。演出、凄いですね。
ところでみぞれが苦手な「ダッタン人の踊り」の伏線が回収されてないような気がするんですが…ただ単に希美が吹いていた曲だったから苦手という事なのかな?