この曲を初めて聴いたのは、アニメ「プリンセスチュチュ」でBGMとして使われたものでした。その時から、とても素敵な曲だなあと思っていましたが、CDを買って通しで聴いたらますます好きになってしまいました。
「千一夜物語」が題材になっているせいか、この曲を聴いていると壮大な物語の中にいるような気分になれるところが一番気に入っています。第1楽章の出だしから、物語の中に引き込まれてゆき、曲の変化に合わせて波の上で船に揺られていたり、ロマンチックな場面を体験したり、嵐の中を波のもまれたり、基本的な旋律はそれほど複雑ではないのに、いつの間にかあちこち旅をしています。
そして第4楽章で曲が静かに終わった時、ふと現実に引き戻される。この瞬間が大好きなのです。
そういえば、同じ曲のCDを何枚も買ったのはこの曲が始めてのことでした。クラシック好きな人が、同じ曲のCDを何枚も持っていてどうして?と思っていたのですが、指揮者やオーケストラの違いで曲のいろいろな部分が見えてくることを初めて知りました。
最初に買ったのはゲルギエフ指揮、キーロフ歌劇場管弦楽団のものでした。このCDは、曲の感情表現というかメリハリが大きくて、最初に聴いたときは出だしの迫力に驚きました。
今一番聴いているのは、チョン・ミュンフン指揮、パリ・バスティーユ管弦楽団の演奏です。いろいろと聴く中でこれを聴くようになったのは、全体のバランスが一番整っているような気がしたからです。
日常にちょっと疲れてしまうことってありますよね。そんな時にこの曲を聴くと、別世界に旅したような気がして少し元気になれるかもしれません。
ということで、お薦めの1曲の紹介でした。
「千一夜物語」が題材になっているせいか、この曲を聴いていると壮大な物語の中にいるような気分になれるところが一番気に入っています。第1楽章の出だしから、物語の中に引き込まれてゆき、曲の変化に合わせて波の上で船に揺られていたり、ロマンチックな場面を体験したり、嵐の中を波のもまれたり、基本的な旋律はそれほど複雑ではないのに、いつの間にかあちこち旅をしています。
そして第4楽章で曲が静かに終わった時、ふと現実に引き戻される。この瞬間が大好きなのです。
そういえば、同じ曲のCDを何枚も買ったのはこの曲が始めてのことでした。クラシック好きな人が、同じ曲のCDを何枚も持っていてどうして?と思っていたのですが、指揮者やオーケストラの違いで曲のいろいろな部分が見えてくることを初めて知りました。
最初に買ったのはゲルギエフ指揮、キーロフ歌劇場管弦楽団のものでした。このCDは、曲の感情表現というかメリハリが大きくて、最初に聴いたときは出だしの迫力に驚きました。
今一番聴いているのは、チョン・ミュンフン指揮、パリ・バスティーユ管弦楽団の演奏です。いろいろと聴く中でこれを聴くようになったのは、全体のバランスが一番整っているような気がしたからです。
日常にちょっと疲れてしまうことってありますよね。そんな時にこの曲を聴くと、別世界に旅したような気がして少し元気になれるかもしれません。
ということで、お薦めの1曲の紹介でした。
最終更新日 : 2022-10-30
* by 横溝ルパン
こんばんは。コメントありがとうございます。
さいたさんもシェラザードのCDを何枚も買われていたとは驚きました。鑑賞するアニメの好みだけでなく、好きな音楽の好みまで一致していたんですね。(笑)
マゼール指揮とストコフスキー指揮の演奏は私も聴きました。マゼール指揮の演奏は、穏やかな演奏が心地よいのですが、メリハリが少なくてちょっと物足りない感じですね。
ストコフスキーは、ヴァイオリンの独奏部分が際だっている印象がありました。
カラヤンの演奏は聴いたことがありませんので、機会があれば一度聴いてみたいです。
他の私が聴いた演奏では、小澤征爾さん指揮、ボストン交響楽団も意外とよかったですよ。
さいたさんもシェラザードのCDを何枚も買われていたとは驚きました。鑑賞するアニメの好みだけでなく、好きな音楽の好みまで一致していたんですね。(笑)
マゼール指揮とストコフスキー指揮の演奏は私も聴きました。マゼール指揮の演奏は、穏やかな演奏が心地よいのですが、メリハリが少なくてちょっと物足りない感じですね。
ストコフスキーは、ヴァイオリンの独奏部分が際だっている印象がありました。
カラヤンの演奏は聴いたことがありませんので、機会があれば一度聴いてみたいです。
他の私が聴いた演奏では、小澤征爾さん指揮、ボストン交響楽団も意外とよかったですよ。
* by さいた
ルパンさんは、マゼールもストコフスキーも試聴されていたんですね。ハマってますね!
実はマゼール指揮はパッケージの絵が良いので買ってしまいました。メリハリがないので聴き込む事はないのですが、読書の際にBGMとして聴けば良い感じのCDだと思いました。
久しぶりにストコフスキー指揮を聴きました。やっぱり全部聴き終わった後は疲れます(笑
ルパンさん推薦の小澤征爾指揮も聴いてみたいですね。
僕はクラシックに関しては無知なので、細かい事は全くわからないのですが、10年位前に色々なクラシックのCDを買ったり、テープにダビングしたりして聴いていました。その時の印象は、「クラシックは眠くなる曲ばかりではなく、カッコ良くて心が躍る曲も沢山有るんだな・・・」でした。
実はマゼール指揮はパッケージの絵が良いので買ってしまいました。メリハリがないので聴き込む事はないのですが、読書の際にBGMとして聴けば良い感じのCDだと思いました。
久しぶりにストコフスキー指揮を聴きました。やっぱり全部聴き終わった後は疲れます(笑
ルパンさん推薦の小澤征爾指揮も聴いてみたいですね。
僕はクラシックに関しては無知なので、細かい事は全くわからないのですが、10年位前に色々なクラシックのCDを買ったり、テープにダビングしたりして聴いていました。その時の印象は、「クラシックは眠くなる曲ばかりではなく、カッコ良くて心が躍る曲も沢山有るんだな・・・」でした。
* by 横溝ルパン
こんばんは。コメントありがとうございます。
シェラザードはお店にあったCDを次々と購入してしまいました。(^^;
マゼール指揮は、読書中に聴くといい感じかもしれませんね。私は寝る前に聴いたりしていました。演奏が穏やかなので、聴き疲れしないんですよね。
私もクラシックに詳しいわけではないです。名盤ガイドを参考に、興味のある曲をいろいろと聴いているだけですので。
バッハ、ベートーヴェン、ショパンあたりをよく聴いてます。プリンセスチュチュつながりだと、ムソルグスキーの「展覧会の絵」とか好きです。
シェラザードはお店にあったCDを次々と購入してしまいました。(^^;
マゼール指揮は、読書中に聴くといい感じかもしれませんね。私は寝る前に聴いたりしていました。演奏が穏やかなので、聴き疲れしないんですよね。
私もクラシックに詳しいわけではないです。名盤ガイドを参考に、興味のある曲をいろいろと聴いているだけですので。
バッハ、ベートーヴェン、ショパンあたりをよく聴いてます。プリンセスチュチュつながりだと、ムソルグスキーの「展覧会の絵」とか好きです。
* by さいた
こんにちはー!
ベートーヴェンですと「第九」「田園」とかを良く聴きました。
バッハはチェンバロの音色が好きですね。でもバッハの曲は皆同じように聴こえてしまいます(笑
ショパンは何曲か録音しましたが、僕にはちょっと難しいです。そういえば荒川静香さんがオリンピックで使った曲も確かショパンでしたね。
僕は「シェエラザード」以外に嵌った曲は、ワーグナーの「タンホイザー(序曲)」です。もう滅茶苦茶カッコ良い曲なんですよね。ワーグナーは好きな作曲家で「ワルキューレ騎行」なども大好きな曲です。
それとチャイコフスキーの「1812」も壮大な曲なところが好きです。基本的にカッコ良い曲が好きなんですよね。
そうそう、生まれて初めてクラシックのCDを買ったのはモーツァルトです。映画「アマディウス」を観て感銘を受け、次の日に「交響曲 第25番」を買っちゃいました。
ベートーヴェンですと「第九」「田園」とかを良く聴きました。
バッハはチェンバロの音色が好きですね。でもバッハの曲は皆同じように聴こえてしまいます(笑
ショパンは何曲か録音しましたが、僕にはちょっと難しいです。そういえば荒川静香さんがオリンピックで使った曲も確かショパンでしたね。
僕は「シェエラザード」以外に嵌った曲は、ワーグナーの「タンホイザー(序曲)」です。もう滅茶苦茶カッコ良い曲なんですよね。ワーグナーは好きな作曲家で「ワルキューレ騎行」なども大好きな曲です。
それとチャイコフスキーの「1812」も壮大な曲なところが好きです。基本的にカッコ良い曲が好きなんですよね。
そうそう、生まれて初めてクラシックのCDを買ったのはモーツァルトです。映画「アマディウス」を観て感銘を受け、次の日に「交響曲 第25番」を買っちゃいました。
* by 横溝ルパン
こんばんは。コメントありがとうございます。
確かにバッハの曲って最初はどれも同じように聞こえますよね。(笑)
チェンバロだと、「パルティータ」とか「ゴルトベルク変奏曲」が気に入ってます。
ショパンは学生時代に友人が「幻想即興曲」の入ったCDを貸してくれて、それ以来大好きになりました。「別れの曲」とか「雨だれ」とか、表題付きの曲がお薦めかも。
ワーグナー、私も序曲集のCDを持ってます。タンホイザーの序曲ってかっこいいですよね。
チャイコフスキーは、三大バレエの音楽が好きです。
生まれて初めて買ったクラシックCDは、シベリウスの「フィンランディア」でした。「牧場の少女カトリ」というアニメでBGMとして使われていて気に入っちゃったんです。
モーツァルトは、交響曲ジュピターとかピアノ協奏曲21番が好きです。モーツァルトは今ブームになっているので、もっといろいろと聴いてみたいです。
確かにバッハの曲って最初はどれも同じように聞こえますよね。(笑)
チェンバロだと、「パルティータ」とか「ゴルトベルク変奏曲」が気に入ってます。
ショパンは学生時代に友人が「幻想即興曲」の入ったCDを貸してくれて、それ以来大好きになりました。「別れの曲」とか「雨だれ」とか、表題付きの曲がお薦めかも。
ワーグナー、私も序曲集のCDを持ってます。タンホイザーの序曲ってかっこいいですよね。
チャイコフスキーは、三大バレエの音楽が好きです。
生まれて初めて買ったクラシックCDは、シベリウスの「フィンランディア」でした。「牧場の少女カトリ」というアニメでBGMとして使われていて気に入っちゃったんです。
モーツァルトは、交響曲ジュピターとかピアノ協奏曲21番が好きです。モーツァルトは今ブームになっているので、もっといろいろと聴いてみたいです。
* by さいた
横溝ルパン様
僕もシベリウスの「フィンランディア」は大好きな曲です。久しぶりに聴いてみようと思い、録音してあるカセットテープを押入れから引っ張り出してラジカセに入れたまでは良いのですが、そのラジカセ本体が壊れてました。昔はカセットデッキで録音してたんですが、そのカセットデッキも遥か昔にお釈迦になってしまってるし・・・。と言う事で、只今「フィンランディア」のCDを買うかどうか思案中です。
僕もシベリウスの「フィンランディア」は大好きな曲です。久しぶりに聴いてみようと思い、録音してあるカセットテープを押入れから引っ張り出してラジカセに入れたまでは良いのですが、そのラジカセ本体が壊れてました。昔はカセットデッキで録音してたんですが、そのカセットデッキも遥か昔にお釈迦になってしまってるし・・・。と言う事で、只今「フィンランディア」のCDを買うかどうか思案中です。
それで、まずは「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:ロリン・マゼール」を買いました。聴いていて心地良いのですが、至って普通で心に響く何かはありませんでした。
それで次は名盤との声が高い「ロンドン交響楽団/指揮:レオポルド・ストコフスキー」を買いました。音の強弱やリズム感が華やかで、物凄く心がときめきました。ただ何回も聴くにはちょっと疲れました。
こうなったら世界的に有名な指揮者を買っちゃえ!・・・と言う事で、3枚目は「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン」を買いました。買った感想は、「やっぱり世界のカラヤンは素晴らしい!」でした。何回聴いても飽きないし、聴き込むにつれて味わいが出て来るんですよね。このCDでシェエラザードは最後になりました。それだけ感動してしまったんです。録音は1967年と古いものですが、音の良い悪いを超越した何かがありましたね。
折角シェエラザードの話題が上ったので、久々にまた聴いてみようと思います。