王弟ギスカールの国王暗殺計画に、イリーナとエトワールが利用されるお話でした。
物語は前回の少し前にもどります。王都エクバターナでは、ギスカールが国王を塔に幽閉して実権を握っていました。しかし、権力は得たもののギスカールの苦労は増えるばかりです。ボダンが水路を破壊したために、エクバターナでは水が不足していました。また兵たちの一部には、パルス人を皆殺しにしろという者もいます。
エクバターナへ到着したエトワールは、都の荒廃ぶりに驚きます。エトワールは、負傷した兵たちと難民の保護を求めますが、誰も彼女の言葉に耳を貸そうとはしません。そんな時、エトワールは国王が塔に幽閉されていることを知りました。王はこれがギスカールの意思ではないと思っていましたが、エトワールに救いを求めました。そんな国王にエトワールは力を貸して、ギスカールと会わせようとするのでした。
そしてエクバターナの近くにいたイリーナの一行は、ルシタニアの兵に捕らえられました。イリーナと面会したギスカールは、彼女が本物のマルヤムの内親王だと知りました。イリーナがルシタニアに恨みを抱いていると知ったギスカールは、国王暗殺に彼女を利用しようと思いつきました。
そこへ運悪く現れたのが、エトワールでした。国王が自分と会いたがっていると知ったギスカールは、エトワールも暗殺に利用することにしました。こうしてエトワールは、真実を知らぬまま国王をイリーナの元へと案内することになったのでした。
ルシタニアの国王に会ったイリーナは、彼に剣を向けました。その剣は国王を刺しましたが、太っていたことが幸いして^^;、それは致命傷とはなりませんでした。ギスカールの国王暗殺は、あと少しというところで失敗してしまったのでした。
しかし、証拠を隠滅するためにイリーナとエトワールは処刑されることになりました。イリーナと一緒に行動を共にしていた、アルフリードの兄メルレインは自力で牢獄から抜け出していました。イリーナの処刑を知ったメルレインは、それを阻止しようとします。
イリーナが火刑にされようとしたその時、城門を破って兵たちがなだれ込んできました。ヒルメスに率いられた軍勢が、イリーナの救出に駆けつけたのです。イリーナを救うと、ヒルメスは再び姿を消しました。お姫様のピンチに、勇敢な王子が駆けつける。ベタな展開ではありますが、イリーナの幸せそうな表情がとっても良かったです。(^^)
そして捕らわれていたエトワールは、メルレインに救い出されていました。メルレインと話をしたエトワールは、彼の妹アルフリードがアルスラーンと行動を共にしていることを教えました。そしてエトワールは、再びアルスラーンと会うためにメルレインと一緒に行動することになったのでした。
今回はイリーナとエトワールと、2人の女性がメインのお話でした。囚われの身となりながらも毅然としたイリーナの美しさ、傷ついた兵や国王のために働いているのに味方に裏切られるエトワール。どちらも運命に翻弄されています。
そしてイリーナがからむと、かっこよさが倍増するヒルメスも忘れちゃいけませんね。(^^;
物語は前回の少し前にもどります。王都エクバターナでは、ギスカールが国王を塔に幽閉して実権を握っていました。しかし、権力は得たもののギスカールの苦労は増えるばかりです。ボダンが水路を破壊したために、エクバターナでは水が不足していました。また兵たちの一部には、パルス人を皆殺しにしろという者もいます。
エクバターナへ到着したエトワールは、都の荒廃ぶりに驚きます。エトワールは、負傷した兵たちと難民の保護を求めますが、誰も彼女の言葉に耳を貸そうとはしません。そんな時、エトワールは国王が塔に幽閉されていることを知りました。王はこれがギスカールの意思ではないと思っていましたが、エトワールに救いを求めました。そんな国王にエトワールは力を貸して、ギスカールと会わせようとするのでした。
そしてエクバターナの近くにいたイリーナの一行は、ルシタニアの兵に捕らえられました。イリーナと面会したギスカールは、彼女が本物のマルヤムの内親王だと知りました。イリーナがルシタニアに恨みを抱いていると知ったギスカールは、国王暗殺に彼女を利用しようと思いつきました。
そこへ運悪く現れたのが、エトワールでした。国王が自分と会いたがっていると知ったギスカールは、エトワールも暗殺に利用することにしました。こうしてエトワールは、真実を知らぬまま国王をイリーナの元へと案内することになったのでした。
ルシタニアの国王に会ったイリーナは、彼に剣を向けました。その剣は国王を刺しましたが、太っていたことが幸いして^^;、それは致命傷とはなりませんでした。ギスカールの国王暗殺は、あと少しというところで失敗してしまったのでした。
しかし、証拠を隠滅するためにイリーナとエトワールは処刑されることになりました。イリーナと一緒に行動を共にしていた、アルフリードの兄メルレインは自力で牢獄から抜け出していました。イリーナの処刑を知ったメルレインは、それを阻止しようとします。
イリーナが火刑にされようとしたその時、城門を破って兵たちがなだれ込んできました。ヒルメスに率いられた軍勢が、イリーナの救出に駆けつけたのです。イリーナを救うと、ヒルメスは再び姿を消しました。お姫様のピンチに、勇敢な王子が駆けつける。ベタな展開ではありますが、イリーナの幸せそうな表情がとっても良かったです。(^^)
そして捕らわれていたエトワールは、メルレインに救い出されていました。メルレインと話をしたエトワールは、彼の妹アルフリードがアルスラーンと行動を共にしていることを教えました。そしてエトワールは、再びアルスラーンと会うためにメルレインと一緒に行動することになったのでした。
今回はイリーナとエトワールと、2人の女性がメインのお話でした。囚われの身となりながらも毅然としたイリーナの美しさ、傷ついた兵や国王のために働いているのに味方に裏切られるエトワール。どちらも運命に翻弄されています。
そしてイリーナがからむと、かっこよさが倍増するヒルメスも忘れちゃいけませんね。(^^;
最終更新日 : 2016-08-08
アルスラーン戦記 風塵乱舞「第六章 列王の災難」に関するアニログです。 …
2016/08/10 13:38 anilog