
第1章は円順列と数珠順列、第2章は組み合わせ、第3章はヴェン図を用いた集合の話、第4章はテトラちゃんの疑問からカタラン数へとつながる話、第5章は単射と全射に村木先生からの問題でした。
3章まではサクサク読めましたが、4章でカタラン数が出てきてちょっと混乱したかも。そうそう。4章では、主人公の"僕"の数式オタク(?)ぶりが爆発して、テトラちゃんを置いてきぼりにして数式を解く場面が笑えました。(^^; "僕"の暴走ぶりに、テトラちゃんがどん引きしている図が思い浮かんでしまいました。(笑)
相変わらず説明が丁寧でわかりやすいですが、数学ガール・シリーズの他の本への誘導が、注という形であちこちに挿入されているのが少し邪魔に感じました。章末の参考文献の中に加えておく程度で、十分な気がしました。
最終更新日 : 2022-10-30