
ナシマホウ界に到着早々、リンクルストーン・トパーズを手に入れて、リコはますます気合いが入っています。
魔法界代表としてこの世界に来ているからには、完璧でなければいけないと、リコは気負います。授業前には予習を欠かさず、授業中に積極的に手を上げるリコは、周囲からちょっと浮いています。せっかくみらいがバレーボールに誘ってくれましたが、バレーを完璧に覚えるまではと本屋に直行してしまいました。
その夜、リコはみらいの両親から昔の話を聞きました。山に星を見に出かけたみらいは、そこで両親とはぐれて迷子になってしまいました。両親がようやくみらいを見つけると、泣いているかと思ったみらいは、笑顔で星を眺めていたのでした。両親はほっとするやら呆れるやらですが、このお話にはみらいだけしか知らないことがありました。
両親とはぐれてしまった時、実はみらいは怖くて泣いていたのです。でも、抱っこしていたモフルンの目に星の光が輝いて、夜はただ暗くて怖いだけじゃなくて、きれいな星が輝いていることに気づいたのです。そしてみらいは、窮地にある時も見方を変えると、別の一面が見えてくることに気づいたのでした。
その後、みらいはリコを誘って魔法のほうきで星空を見に出かけました。でも、あいにく曇っていて星は見えません。
その時みらいは、スパルダが張り巡らせた糸に引っかかってしまいました。スパルダは空に糸を張り巡らせて、リンクルストーンを手に入れようとしていたのです。それを知ったみらいとリコは、プリキュアに変身して戦います。
今回の変身スタイルは、パワフルなルビースタイルでした。ところが、スパルダが雲から生み出したヨクバールは、ふわふわととらえどころがなく、ルビースタイルの強みを生かせません。さらにヨクバールは、たくさんの雲を飲み込んで巨大化しました。ピンチの中、マジカルは先ほどみらいから聞いた見方を変えることを思い出しました。
巨大化した相手には、攻撃が当たりやすくなります。ミラクルとマジカルのキックは、巨大化したヨクバールに命中しました。そして弱ったヨクバールに必殺技を決めて、ヨクバールを浄化したのでした。それを見たスパルダは、撤退していきました。
そしてリコは、自分が学校生活で肩に力が入りすぎていたことに気づきました。そんなリコが夜空に手を伸ばすと、星空から新たなリンクルストーンが現れました。それはリンクルストーン・タンザナイトでした。
・・・トパーズの時といい、けっこうあっさりリンクルストーンが手に入りますね。(^^;
そんなリコとみらいの姿を、またしてもかなちゃんが目撃しました。この調子だと、いつかかなに2人が魔法使いだとバレそうですね。
そして翌日、リコは勇気を出してみらいの友達に声をかけました。すると、それをきっかけに他の生徒たちもリコに声をかけてくれました。真面目なのも度を過ぎると、近寄りがたくなってしまいます。肩の力が抜けたリコが、これからナシマホウ界でどんな体験をすることになるのか楽しみです。(^^)
最終更新日 : 2022-10-30
ちなみにそれは夏の大三角だからね。いわゆる織姫と彦星ってヤツ。 春の大三角は、牛飼い座のアルクトゥールス、乙女座のスピカ、獅子座のデネボラを結んだ三角形で、春の大曲線とともに、春の星座を探す目印なんだそうな。つーか、そんなん授業でやったっけ?(エー) …
2016/04/29 18:25 流浪の狂人ブログ〜旅路より〜