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2016-03-21 (Mon) 16:46

しないことリスト/pha

しないことリスト「ニートの歩き方」などで知られる、phaさんの「しないことリスト」を読み終えました。

この本では、phaさんが4つの章で、所有しないリスト、努力しないリスト、自分のせいにしないリスト、期待しないリストを紹介しています。情報機器が発展したおかげで、私たちの生活はとても便利になりました。しかし、それに伴って処理できる以上の情報が、私たちのところに届けられています。私自身そんな状態に疑問を持っていたので、phaさんの薦める「しないことリスト」には共感できるものがありました。

この本に書かれている考え方を知ったことで、少し肩の力が抜けた気がします。特に自己責任は50%、あとの50%は自分ではどうしようもない、という考え方は生きるのが楽になりそうでいいなあと思いました。

また認知のゆがみの10パターンも、参考になりました。

1.全か無かの考え・・・・・少しの失敗で、全てがダメになったと考える
2.極度の一般化・・・・・・1回よくないことがあっただけで、いつもそうだと考える。
3.心のフィルター・・・・・良い面も悪い面もあるはずなのに、悪い面しか目に入らない。
4.マイナス思考・・・・・・褒められても、「まぐれ」や「何もわかってない」とマイナスに考えてしまう。
5.論理の飛躍・・・・・・・他人の行動などを、根拠なく悪い方に関連づけて考える。
6.過大評価と過小評価・・・欠点や失敗を実際以上に大きく考え、良い点や成功を小さく考える。
7.感情的な決めつけ・・・・不安だから失敗するなど、感情で全てを決めつけてしまう。
8.〜すべき思考・・・・・・〜すべき、〜すべきでないと、原理原則で考えて自分や他人にイライラしてしまう。
9.レッテル貼り・・・・・・自分はダメ人間だ、などのレッテルを貼って決めつける。
10.誤った自己責任化・・・・何かトラブルが起きた時、全て自分が悪いと考えてしまう。

それから、本を読んだ後のメモの取り方も参考になりました。

1.重要度:なし・・・メモをとらない。読書量を確認したい場合、読んだ記録のみ読書記録に残す。
2.重要度:低い・・・面白い部分、気になった部分を読書記録に残す。
3.重要度: 中 ・・・本全体が面白く後から参照したい部分が多い場合、要点を自分だけがわかる程度にまとめる。
4.重要度:高い・・・面白くて他人にも勧めたい本の場合、要点を人が読んでも面白さがわかるようにまとめる。

ちょっと共感できなかったのは、しないために友人を増やそうという部分でした。一般には友人は多い方がいいと思われていますが、個人的な経験ではあまり友人が多いと、友人に振り回されることも多くなるように思います。
それが苦にならない人はそれでいいのですが、それをたいへんだと感じてしまう人は、あえて友人を減らす選択もあるのではないかと思いました。

最終更新日 : 2022-10-30

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