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2015-08-27 (Thu) 22:40

アルスラーン戦記 #20

アルスラーンが覚悟を決めるお話でした。

アルスラーンの出した檄文によって、多くの将兵がペシャワール城塞へと集まって来ました。ルシタニアと戦う戦力は多い方がありがたいですが、急に多くの将兵が集まったことで問題も発生していました。これまでアルスラーンに仕えてきたダリューンたちと、後から駆けつけた将兵の間に溝があったのです。それはシンドゥラ人であるジャスワントに、まず向けられました。キシュワードが間に入ったことで、その場は収まりましたが、今後の不安材料ですね。

これまでアルスラーンの側近の中では、ナルサスが宰相的な役目を果たしてきました。しかし、ナルサスは自らその立場から降りることにしました。代わりにルーシャンがその役目につくことになりました。ナルサスにとっては、当面は軍を指揮する立場にいられれば問題はないと判断したようです。

戦いが迫る中、アルスラーンは重大な決断を迫られていました。パルス王家の血統からいえば、アルスラーンよりもヒルメスが王位に就くべきなのかもしれません。しかしヒルメスは、王位を奪還するためとはいえ、パルスの民を傷つけています。そんなヒルメスに王位を譲らず、あくまでも自らが王位に就くことをアルスラーンは求められていました。しかし、まだ14歳のアルスラーンには重すぎる問題でした。

その頃、ザーブル城に立てこもった聖堂騎士団を、ヒルメスは武力で制圧していました。指導者であるボダンは、逃亡してしまいました。残された騎士たちは、最後までイアルダボート教を信じて命を投げ捨てたのでした。それをヒルメスは、冷酷に斬り殺したのでした。

一方、ルシタニア軍はパルス軍の動きを黙ってみていたわけではありませんでした。偵察の兵士が、ペシャワール城へと派遣されたのでした。その任務を自ら志願したのは、かってアルスラーンと出会ったルシタニアの騎士エトワールだったのでした。エトワールは、女の姿に戻ってペシャワール城へと入り込みました。まだ戦に勝ったわけでもないのに、浮かれて騒ぐパルス兵にエトワールは呆れるのでした。

そんなエトワールに目をつけた騎士を、エトワールは投げ飛ばして気絶させてしまいました。敵中で無謀な行動をしてしまったエトワールを救ったのは、アルスラーンでした。エトワールはアルスラーンがパルスの王子とは知らないまま、そしてアルスラーンもエトワールがかっての奴隷少年だとは知らないまま再会したのでした。

アルスラーンは、エトワールが奴隷少年だとは気づきませんでしたが、2人の出会いはアルスラーンにより大きな視野を与えていました。それまでパルスのことしか知らなかったアルスラーンは、パルスの外に広がる世界と異なる考え方があることを知ったのでした。あの時の出会いはほんのわずかでしたが、そこからこれだけのことをくみ取ったアルスラーンの聡明さが凄いですね。

そして迷いの中にいたアルスラーンを、エトワールの言葉が救いました。民を思い、平和な国を築き上げようとする志を持った者に、その出自は関係ないと気づかせたのです。エトワールのおかげで、アルスラーンは力強く前に向かって進む覚悟を決めることができました。今回の出会いもわずかでしたが、2人がお互いの正体に気がつくのは、いつになるんでしょうね。

今回は、いきなりペシャワール城に多くの兵力が集まりました。大勢の人間が集まれば、それを維持するだけの水や食料などが必要になります。本格的に戦いが始まるまでは、それぞれに準備を進めさせて、戦いの前に集結するという方法もあったような気がしますが、戦いの前に将兵の不満や思惑を見抜こうとするナルサスの深慮遠謀だったのかもしれませんね。(^^;

最終更新日 : 2015-08-30

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