シンドゥラの次期国王を決めるために、神前決闘が行われるお話でした。
カリカーラ二世の判断で、シンドゥラの次期国王の座を賭けて、神前決闘が行われることになりました。その勝者となった方が、次のシンドゥラの国王となるのです。この戦いには、代理人の出場も許されていました。お調子者のラジェンドラは^^;、ダリューンに自分の代わりに戦ってくれと頼みに来るのでした。
もちろん、これをダリューンが簡単に引き受けるはずがありません。この戦いはシンドゥラの問題であり、本来であればパルス人には無関係だからです。それでも諦めないラジェンドラは、アルスラーンに頭を下げてお願いしました。人の良いアルスラーンはこれを断り切れず、ダリューンがラジェンドラの代理人となったのでした。
一方、それを知ったガーデーヴィは、罪人として捕らわれていたバハードゥルを代理人としました。このバハードゥルには痛覚がなく、野獣のように戦いを求める怪物だったのでした。そして、いよいよ神前決闘が始まりました。バハードゥルの姿を見たアルスラーンは、とんでもない戦いにダリューンを赴かせてしまったことを悔いるのでした。
痛みを感じないバハードゥルに、さすがのダリューンも苦戦することになりました。決闘の行われている場所は、炎に取り囲まれていて、逃げ場がありません。バハードゥルの攻撃の前に、ダリューンは剣を折られてしまうのでした。その後は、ダリューンは防戦一方の戦いとなってしまいました。アルスラーンはただ、ダリューンの名を絶叫することしかできません。
そしてついに、決着の時が来ました。追い込まれていたかに見えたダリューンでしたが、それは全て計算されたものでした。マントについた炎を利用して、バハードゥルの動きを止めると、背中に隠し持っていた短剣でバハードゥルののどをつきました。この攻撃の前に、怪物バハードゥルもついに倒されたのでした!!!
こうして神前決闘の結果、次期国王はラジェンドラに決まりました。しかし、ガーデーヴィはこれを認めようとはしません。あくまでも王位に固執して、国王やラジェンドラに剣を向けたのでした。決闘の会場は、たちまちガーデーヴィ派とラジェンドラ派の戦いの場となってしまいました。
アルスラーンたちもその巻き添えになりそうになりましたが、アルスラーンに命を救われたジャスワントに助けられました。混乱の中にあっても、ジャスワントは他国の王子に対する礼節を忘れていませんでした。この場でもしアルスラーンに何かあれば、それはシンドゥラの恥となると考えたのでした。
あくまでも戦いを続けようとするガーデーヴィを、宰相のマヘーンドラは止めようとします。しかし、ガーデーヴィに裏切り者だとののしられて、斬り殺されてしまったのでした。ガーデーヴィが宰相を斬り殺したことで、兵士たちに動揺が広がります。それに追い打ちをかけるかのように、ダリューンの声が響き渡りました。それは神前決闘の意義を問い、もしも不服がある者がいるならば自分と戦えという激しいものでした。
そんなダリューンの言葉に、ついに兵士たちは武器を捨てました。こうして両派閥の戦いは終わりました。最後まで抵抗したガーデーヴィは、兵士たちの手で捕らわれました。シンドゥラの王位継承をめぐる問題は、こうして決着したのでした。
そんな中、アルスラーンを助けたジャスワントは自らの主人であるマヘーンドラが斬り殺されたことを知りました。
死に際にマヘーンドラは、つくべき主君を間違えたと言い残しました。敬愛する主君の死に、ジャスワントは泣き叫ぶのでした。(;_;)
ようやくシンドゥラの次期国王が決まりました。とはいえ、ラジェンドラはかなりのお調子者なので、簡単に手のひらを返しそうなので信用できませんが・・・。
カリカーラ二世の判断で、シンドゥラの次期国王の座を賭けて、神前決闘が行われることになりました。その勝者となった方が、次のシンドゥラの国王となるのです。この戦いには、代理人の出場も許されていました。お調子者のラジェンドラは^^;、ダリューンに自分の代わりに戦ってくれと頼みに来るのでした。
もちろん、これをダリューンが簡単に引き受けるはずがありません。この戦いはシンドゥラの問題であり、本来であればパルス人には無関係だからです。それでも諦めないラジェンドラは、アルスラーンに頭を下げてお願いしました。人の良いアルスラーンはこれを断り切れず、ダリューンがラジェンドラの代理人となったのでした。
一方、それを知ったガーデーヴィは、罪人として捕らわれていたバハードゥルを代理人としました。このバハードゥルには痛覚がなく、野獣のように戦いを求める怪物だったのでした。そして、いよいよ神前決闘が始まりました。バハードゥルの姿を見たアルスラーンは、とんでもない戦いにダリューンを赴かせてしまったことを悔いるのでした。
痛みを感じないバハードゥルに、さすがのダリューンも苦戦することになりました。決闘の行われている場所は、炎に取り囲まれていて、逃げ場がありません。バハードゥルの攻撃の前に、ダリューンは剣を折られてしまうのでした。その後は、ダリューンは防戦一方の戦いとなってしまいました。アルスラーンはただ、ダリューンの名を絶叫することしかできません。
そしてついに、決着の時が来ました。追い込まれていたかに見えたダリューンでしたが、それは全て計算されたものでした。マントについた炎を利用して、バハードゥルの動きを止めると、背中に隠し持っていた短剣でバハードゥルののどをつきました。この攻撃の前に、怪物バハードゥルもついに倒されたのでした!!!
こうして神前決闘の結果、次期国王はラジェンドラに決まりました。しかし、ガーデーヴィはこれを認めようとはしません。あくまでも王位に固執して、国王やラジェンドラに剣を向けたのでした。決闘の会場は、たちまちガーデーヴィ派とラジェンドラ派の戦いの場となってしまいました。
アルスラーンたちもその巻き添えになりそうになりましたが、アルスラーンに命を救われたジャスワントに助けられました。混乱の中にあっても、ジャスワントは他国の王子に対する礼節を忘れていませんでした。この場でもしアルスラーンに何かあれば、それはシンドゥラの恥となると考えたのでした。
あくまでも戦いを続けようとするガーデーヴィを、宰相のマヘーンドラは止めようとします。しかし、ガーデーヴィに裏切り者だとののしられて、斬り殺されてしまったのでした。ガーデーヴィが宰相を斬り殺したことで、兵士たちに動揺が広がります。それに追い打ちをかけるかのように、ダリューンの声が響き渡りました。それは神前決闘の意義を問い、もしも不服がある者がいるならば自分と戦えという激しいものでした。
そんなダリューンの言葉に、ついに兵士たちは武器を捨てました。こうして両派閥の戦いは終わりました。最後まで抵抗したガーデーヴィは、兵士たちの手で捕らわれました。シンドゥラの王位継承をめぐる問題は、こうして決着したのでした。
そんな中、アルスラーンを助けたジャスワントは自らの主人であるマヘーンドラが斬り殺されたことを知りました。
死に際にマヘーンドラは、つくべき主君を間違えたと言い残しました。敬愛する主君の死に、ジャスワントは泣き叫ぶのでした。(;_;)
ようやくシンドゥラの次期国王が決まりました。とはいえ、ラジェンドラはかなりのお調子者なので、簡単に手のひらを返しそうなので信用できませんが・・・。
最終更新日 : 2022-10-30
アルスラーン戦記「第17話 神前決闘」に関するアニログです。 …
2015/08/07 01:08 anilog