バックハウスといえば、ベートーヴェン、ブラームスの演奏がまず頭に浮かびます。でも若い頃には、なんとショパンの24の練習曲を録音していたのでした!
録音された時期は、1928年だそうです。バックハウスがまだ40代の頃の演奏です。LP以前のSP時代に発売されたものが、リマスターされてCDとして発売されていました。リマスターのおかげで、かなり聞きやすくはなっていますが、ノイズが入っていたり、音質は決していいものではありません。
でも、その演奏には思わず聞き入ってしまいました。普段聞いているバックハウスの演奏では、晩年ということもあり、時に指がまわっていないのではと思う部分があります。しかし、このCDでは信じられないほどの技巧で、流れるようにショパンの曲が演奏されていました。
音質がよくないので細部はよくわかりませんが、その演奏スタイルは1つ1つの音をキラキラと輝かせるような、現在の主流のショパン演奏とは方向性が違うように感じました。でも、それがとても新鮮で魅力的でした。分厚くて懐が深い低音に支えられたショパンが、こんなにも魅力的だとは思いませんでした!
これまでもバックハウスは、大好きなピアニストの1人でしたが、このCDを聞いてますますバックハウスの演奏が好きになりました。(^^)
録音された時期は、1928年だそうです。バックハウスがまだ40代の頃の演奏です。LP以前のSP時代に発売されたものが、リマスターされてCDとして発売されていました。リマスターのおかげで、かなり聞きやすくはなっていますが、ノイズが入っていたり、音質は決していいものではありません。
でも、その演奏には思わず聞き入ってしまいました。普段聞いているバックハウスの演奏では、晩年ということもあり、時に指がまわっていないのではと思う部分があります。しかし、このCDでは信じられないほどの技巧で、流れるようにショパンの曲が演奏されていました。
音質がよくないので細部はよくわかりませんが、その演奏スタイルは1つ1つの音をキラキラと輝かせるような、現在の主流のショパン演奏とは方向性が違うように感じました。でも、それがとても新鮮で魅力的でした。分厚くて懐が深い低音に支えられたショパンが、こんなにも魅力的だとは思いませんでした!
これまでもバックハウスは、大好きなピアニストの1人でしたが、このCDを聞いてますますバックハウスの演奏が好きになりました。(^^)
最終更新日 : 2022-10-30