
ゆいがはるかに、大ニュースを持ってきました。なんと「花のプリンセス」の作者・望月ゆめ先生のサイン会が開催されるというのです。望月先生はこれまで、人前には姿を見せませんでした。急にサイン会が開催されたことを不思議に思いながらも、はるかたちは会場へと向かうのでした。
そこには、大勢の人たちが集まっていました。「花のプリンセス」は、かなり昔に発表された作品なのですが、今でも根強いファンがたくさんいたのでした。「花のプリンセス」は、いつもお花に囲まれている心優しいプリンセスのお話でした。ところが、このお話にはなぜか結末がありませんでした。その訳を、はるかはずっと知りたかったのでした。
そしていよいよ、望月先生と会うことができました。はるかは緊張でガチガチです。はるかの持ってきた本を見て、望月先生はその本が何度も読まれたことを知って喜んでくれました。そんな先生に、はるかは続きを書かないのかと質問しました。すると先生は、続きは書かないと答えました。
この物語は、元々は先生の娘のために書かれたものでした。それが発表されると、多くのお便りが先生のところに届きました。それを読んだ先生は、続きを書かないことに決めたのでした。それは、物語の読者1人1人の中に、それぞれの結末があることを知ったからでした。
その頃、ディスダークではトワイライトがプリンセスプリキュア打倒に動き始めました。ディスピアから力を授かったトワイライトは、はるかたちの前に現れました。そしてトワイライトは、プリキュアのロッドと同じようなアイテムを使い、多くの人たちを絶望の額の中に閉じ込めてしまったのでした。
みんなを救うために、はるかたちはプリキュアに変身して戦います。しかし、トワイライトの力は強大でした。
マーメイドもトゥインクルも、あっという間にたたき伏せられてしまいました。そしてフローラもまた、トワイライトには手も足も出ませんでした。トワイライトは、特にフローラに対して憎しみを持っていました。才能も気品もないのにプリンセスを目指すフローラが、トワイライトには許せなかったのでした。
そしてトワイライトは、パフが持っていた「花のプリンセス」を奪うと、絶望の炎で本を焼こうとしました。
それを見たフローラは、身を挺して本を守ります。そしてフローラは、自分の答えを見つけました。自分の憧れるプリンセスは、自分の中にしかいないことを!
そんなフローラの思いに応えるかのように、新たなドレスアップキーが現れました。それはなんと、はるかの持っていた「花のプリンセス」の中に隠れていたのでした。新たな力を得たフローラは、トワイライトに立ち向かいます。新たなキーが3つそろったことで、プリキュアの必殺技もバージョンアップしました。その力の前に、トワイライトは屈したのでした。そしてトワイライトは、一時撤退しました。プリンセスとしての自信を打ち砕かれたトワイライトが、次にどうでるのか気になります。
こうしてはるかは、新たな気持ちでグランプリンセスを目指します。そして、新たな秘密が明らかになりました。なんと「花のプリンセス」の作者・望月先生は、ノーブル学園の学長だったのでした!
というわけで、新たなドレスアップキーの獲得、トワイライトとの本格的な戦いの始まりと、見所の多いお話でした。プリンセスに憧れる女の子は、みんな心の中に自分だけの理想のプリンセスを持っているというストレートなメッセージがよかったです。(^^)
最終更新日 : 2022-10-30
Go! プリンセスプリキュア「第18話 絵本のヒミツ!プリンセスってなぁに?」に関するアニログです。 …
2015/06/02 16:38 anilog