かをりの病状が重いことを知って、公生はまたピアノが弾けなくなってしまうのでした。
病室で苦しむかをりの姿を見て、公生はまたピアノが弾けなくなってしまいました。お母さんに喜んでもらうために、かをりに元気になってもらいたくて、公生はピアノを弾いてきました。しかし、公生がそんな風に思いを向けた相手は、いつも病に苦しんでいます。公生の様子を心配した椿は、紘子さんにお願いしますが、今の公生の状態は紘子さんにどうこうできるものではありませんでした。
そうして1週間が経過しました。登校した公生は、渡からのメッセージが机に入っていることに気づきました。そこには、渡がかをりから託されたメッセージが入っていました。かをりはいつもの調子で、お菓子が食べたいと公生に要求してきたのでした。それを見た公生は、病院へと向かいます。
暗い顔で病室を訪れた公生を、かをりは明るく迎えました。そしてかをりは、外でお菓子が食べたいとわがままを言いました。それに応えて、公生はかをりを背負って屋上まで上がったのでした。そこで公生は、もうピアノが弾けないとかをりに伝えました。しかし、そんな公生の前で、かをりは空想のバイオリンを弾いてみせたのでした。そんなかをりの演奏は、公生の心に届いたのでした。
かをりはどんな状態にあっても、演奏することをあきらめていませんでした。そして、苦しくても無様でも、どん底でも演奏せずにはいられないのが演奏家だと、あらためて公生に示してみせたのでした。そんなかをりの手術は、なんと公生の出場するコンクールの本戦が行われる日でした。
そして、ついに本戦の日を迎えました。公生は演奏会場に、かをりは手術室での戦いが始まります。
公生のライバルである相座や絵見は、今まで以上に素晴らしい演奏をしてみせました。彼らは、公生がピアノから離れたいた時間もピアノと向かい合い、己の演奏を高めていたのでした。そして公生の出番がやって来ました。演奏前の公生は、相座たちが心配するほどの顔色でした。しかし公生は、かをりとの約束を果たすためにステージに立ちました。
しかし、ピアノの前に座ったものの、公生は演奏を始めることができません。過去のトラウマが、公生を苦しめていたのでした。そんな中、ホールの中に椿のくしゃみが響きました。それを聞いた公生は、会場に椿や渡、凪など多くの人たちがいることに気づきました。そして公生は、その人たちの思いに応えるために、そしてかをりにも届けるかのように、演奏を開始しました。
演奏するのは、ショパンのバラード一番です。公生の演奏は、出だしから多くの聴衆を惹きつけました。これまで公生が抱えてきた様々な思いが、そこには反映されていました。そんな公生が生み出す演奏は、とてもカラフルなものでした。はたしてコンクールの結果はどうなるのでしょうか。そして、かをりの手術の結果がどうなるのでしょうか。次回でとうとう最終回のようですが、どんな形で物語が締めくくられるのか楽しみです。
今回も苦しい内容でしたが、それでも公生もかをりも戦っています。病院の屋上で公生がかをりに泣き言を言った時は、演奏したくてもできない演奏家の前で、演奏できる体を持った男が泣き言を言うなと腹立たしささえ感じました。(^^;
でも何はともあれ、公生がステージに立って演奏を始められてよかったです。そこまでの展開が少し駆け足すぎる気もしましたが、その後のショパンのバラード一番にあわせて、公生の様々な思いが重なる場面がよかったです。ショパンのバラード一番は、個人的にとても思い入れがある曲で、いろいろな演奏家の演奏をCDで聞き比べたことを思い出しました。昔はアシュケナージの演奏が好きだったのですが、今回あらためて聞き直して見たらテンポが遅すぎて好きになれませんでした。(^^;
病室で苦しむかをりの姿を見て、公生はまたピアノが弾けなくなってしまいました。お母さんに喜んでもらうために、かをりに元気になってもらいたくて、公生はピアノを弾いてきました。しかし、公生がそんな風に思いを向けた相手は、いつも病に苦しんでいます。公生の様子を心配した椿は、紘子さんにお願いしますが、今の公生の状態は紘子さんにどうこうできるものではありませんでした。
そうして1週間が経過しました。登校した公生は、渡からのメッセージが机に入っていることに気づきました。そこには、渡がかをりから託されたメッセージが入っていました。かをりはいつもの調子で、お菓子が食べたいと公生に要求してきたのでした。それを見た公生は、病院へと向かいます。
暗い顔で病室を訪れた公生を、かをりは明るく迎えました。そしてかをりは、外でお菓子が食べたいとわがままを言いました。それに応えて、公生はかをりを背負って屋上まで上がったのでした。そこで公生は、もうピアノが弾けないとかをりに伝えました。しかし、そんな公生の前で、かをりは空想のバイオリンを弾いてみせたのでした。そんなかをりの演奏は、公生の心に届いたのでした。
かをりはどんな状態にあっても、演奏することをあきらめていませんでした。そして、苦しくても無様でも、どん底でも演奏せずにはいられないのが演奏家だと、あらためて公生に示してみせたのでした。そんなかをりの手術は、なんと公生の出場するコンクールの本戦が行われる日でした。
そして、ついに本戦の日を迎えました。公生は演奏会場に、かをりは手術室での戦いが始まります。
公生のライバルである相座や絵見は、今まで以上に素晴らしい演奏をしてみせました。彼らは、公生がピアノから離れたいた時間もピアノと向かい合い、己の演奏を高めていたのでした。そして公生の出番がやって来ました。演奏前の公生は、相座たちが心配するほどの顔色でした。しかし公生は、かをりとの約束を果たすためにステージに立ちました。
しかし、ピアノの前に座ったものの、公生は演奏を始めることができません。過去のトラウマが、公生を苦しめていたのでした。そんな中、ホールの中に椿のくしゃみが響きました。それを聞いた公生は、会場に椿や渡、凪など多くの人たちがいることに気づきました。そして公生は、その人たちの思いに応えるために、そしてかをりにも届けるかのように、演奏を開始しました。
演奏するのは、ショパンのバラード一番です。公生の演奏は、出だしから多くの聴衆を惹きつけました。これまで公生が抱えてきた様々な思いが、そこには反映されていました。そんな公生が生み出す演奏は、とてもカラフルなものでした。はたしてコンクールの結果はどうなるのでしょうか。そして、かをりの手術の結果がどうなるのでしょうか。次回でとうとう最終回のようですが、どんな形で物語が締めくくられるのか楽しみです。
今回も苦しい内容でしたが、それでも公生もかをりも戦っています。病院の屋上で公生がかをりに泣き言を言った時は、演奏したくてもできない演奏家の前で、演奏できる体を持った男が泣き言を言うなと腹立たしささえ感じました。(^^;
でも何はともあれ、公生がステージに立って演奏を始められてよかったです。そこまでの展開が少し駆け足すぎる気もしましたが、その後のショパンのバラード一番にあわせて、公生の様々な思いが重なる場面がよかったです。ショパンのバラード一番は、個人的にとても思い入れがある曲で、いろいろな演奏家の演奏をCDで聞き比べたことを思い出しました。昔はアシュケナージの演奏が好きだったのですが、今回あらためて聞き直して見たらテンポが遅すぎて好きになれませんでした。(^^;
最終更新日 : 2022-10-30
それでも彼女は美しい …
2015/03/14 18:09 LUNE BLOG