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2015-01-12 (Mon) 13:42

古書収集十番勝負/紀田 順一郎

古書収集十番勝負 (創元推理文庫)紀田順一郎さんの「古書収集十番勝負」を読み終えました。舞台となっているのは、1980年代後半〜1990年代前半のバブル時代の神保町です。

神保町に古くからある村雲書店では、主の源三郎が病に倒れ、その後継者を決めることになりました。長女・富世子の夫の倉島と、侍女・信子の夫の蜷川は、激しくいがみ合っています。そこへ源三郎から、1つの提案がされました。源三郎が指定した10冊の古書を、より多く集めた方がお店の後継者となれるのです。こうして後継者を決めるための戦いが始まりました。

それとは別に、大学の教授の長岡は古書マニアです。そんな長岡に、講師の立丸はいつもこき使われています。偶然、村雲書店の争いを知った2人もまた、この古書を巡る争いの中に加わります。さらに、長岡の古書のライバルとでもいうべきマニアで塾経営者の永岡も戦いに加わり、事態はより複雑になっていくのでした。

そんな中、デパートの即売会で販売された古書が正体不明の男に持ち去られる事件が発生します。そして、洗足亭と名乗る愛書家の主催する怪しげな入札会まで行われることに・・・。最終的に勝利を得るのは誰なのでしょうか。

一応、推理小説仕立ての作品なのですが、推理小説としての完成度はかなり低いです。しかし、その裏側で語られる古本街の様子や、古書に狂奔するマニアの様子は興味深かったです。この本を読んで、やはり本は読むものであって、集めるものではないなあと思いました。(^^;

最終更新日 : 2016-04-22

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