コンクールの途中で、やはり公生はピアノの音が聞こえなくなってしまいます。そして、ついに演奏が止まってしまったのでした。
アバンは、公生と渡の回想シーンから。渡はサッカーでスターになろうとしていました。しかし、その野心は最初の第一歩で躓いてしまいました。そんな渡に、公生はスターには逆境がつきものだと言いました。すると渡は、それならばピアノを弾くのに耳が聞こえなくなってしまう公生こそが、まさにその逆境のスターのポジションにいると指摘したのでした。
そして場面はコンクールにもどります。最初は機械のように精確な演奏をしていた公生でしたが、次第にその演奏が崩れ始めました。やはり演奏の途中で、自分のピアノの音が聞こえなくなってしまったのです。そんな公生には、まるで深海の中でピアノを弾いているように感じられました。それでも、公生は何とか演奏を続けようとします。そんな公生の心に、亡くなった母親が語りかけてきます。これは罰なのだと。
そんな中、ついに公生の演奏は止まってしまいました。これで公生のコンクールは終わりになってしまいました。しかしそんな時、公生は先日のかをりとの演奏を思い出しました。あの時のかをりも、公生と同じように演奏を止めました。その時点で、コンクールとしては失格です。それでもなお、かをりはバイオリンを弾き続けました。何のために!?
そして演奏を止めたことで、公生は大きな呪縛から解き放たれました。なぜピアノを弾くのか。その答えをついに公生は見つけました。それは誰のためでもない、ただただかをりのための演奏だったのでした。そんな公生の演奏は、かっての機械のような演奏ではありませんでした。技術的に練習不足なところはありましたが、それを超えて公生の思いがピアノから伝わってきました。
そんな公生の思いは、ちゃんとかをりに届いていました。そんなかをりが、やっと戻ってきたと言っていましたが、もしかしてかをりも絵見と同じように幼い頃に公生の演奏と出会っていたのでしょうか!?
そして、そんな公生の演奏は、昔の絵見のように小さな女の子の心を確実に動かしました。今はまだかをりのためだけの演奏ですが、これからの公生の演奏がさらに多くの人たちの心を動かすことになるのでしょうか。
というわけで、前回と今回の2話を使って公生の演奏を描くという思い切った構成でした。時間をかけただけあって、公生が母親の呪縛から脱する様子がしっかり描かれていましたね。でも、ちょっと心配なのは、そんな公生がピアノを聞かせたい相手であるかをりが、何か大きな病を抱えているらしいことです。もしかをりを失うようなことがあったら、今度こそ本当に公生はピアノを弾けなくなってしまうんじゃないかと思いました。
アバンは、公生と渡の回想シーンから。渡はサッカーでスターになろうとしていました。しかし、その野心は最初の第一歩で躓いてしまいました。そんな渡に、公生はスターには逆境がつきものだと言いました。すると渡は、それならばピアノを弾くのに耳が聞こえなくなってしまう公生こそが、まさにその逆境のスターのポジションにいると指摘したのでした。
そして場面はコンクールにもどります。最初は機械のように精確な演奏をしていた公生でしたが、次第にその演奏が崩れ始めました。やはり演奏の途中で、自分のピアノの音が聞こえなくなってしまったのです。そんな公生には、まるで深海の中でピアノを弾いているように感じられました。それでも、公生は何とか演奏を続けようとします。そんな公生の心に、亡くなった母親が語りかけてきます。これは罰なのだと。
そんな中、ついに公生の演奏は止まってしまいました。これで公生のコンクールは終わりになってしまいました。しかしそんな時、公生は先日のかをりとの演奏を思い出しました。あの時のかをりも、公生と同じように演奏を止めました。その時点で、コンクールとしては失格です。それでもなお、かをりはバイオリンを弾き続けました。何のために!?
そして演奏を止めたことで、公生は大きな呪縛から解き放たれました。なぜピアノを弾くのか。その答えをついに公生は見つけました。それは誰のためでもない、ただただかをりのための演奏だったのでした。そんな公生の演奏は、かっての機械のような演奏ではありませんでした。技術的に練習不足なところはありましたが、それを超えて公生の思いがピアノから伝わってきました。
そんな公生の思いは、ちゃんとかをりに届いていました。そんなかをりが、やっと戻ってきたと言っていましたが、もしかしてかをりも絵見と同じように幼い頃に公生の演奏と出会っていたのでしょうか!?
そして、そんな公生の演奏は、昔の絵見のように小さな女の子の心を確実に動かしました。今はまだかをりのためだけの演奏ですが、これからの公生の演奏がさらに多くの人たちの心を動かすことになるのでしょうか。
というわけで、前回と今回の2話を使って公生の演奏を描くという思い切った構成でした。時間をかけただけあって、公生が母親の呪縛から脱する様子がしっかり描かれていましたね。でも、ちょっと心配なのは、そんな公生がピアノを聞かせたい相手であるかをりが、何か大きな病を抱えているらしいことです。もしかをりを失うようなことがあったら、今度こそ本当に公生はピアノを弾けなくなってしまうんじゃないかと思いました。
最終更新日 : 2014-12-13
君のために。 …
2014/12/17 23:54 LUNE BLOG