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2014-12-09 (Tue) 10:10

数学ガールの秘密ノート 数列の広場/結城 浩

数学ガールの秘密ノート/数列の広場結城浩さんの数学ガールの秘密ノート・シリーズ、「数学ガールの秘密ノート 数列の広場」を読み終えました。今回は"僕"たちが、さまざまな数列に挑戦します。

数学ガールの秘密ノートも4冊目です。"僕"とユーリのオセロ遊びから数列の話へと展開してきます。
その過程でシグマやルート、極限という話にまでお話が広がります。今回大笑いしたのは、テトラちゃんがシグマの記号=Σを顔文字の「Σ(゚д゚)ガーン!」に例えて紹介したところでした。確かに数式の中にシグマの記号が登場すると、いきなり数式が複雑に見えて、この顔文字のような気分になりますよね。(^^;

これまでの数学ガールの秘密ノート・シリーズは、どちらかというとやさしい内容だったのですが、今回は後半がけっこう難しく感じました。"僕"が数式中の文字をさらに別の文字に置き換えていくと、元の数式がなんだったのかわからなくなってしまうことが何度もありました。そして私もテトラちゃんと同じく、ルートを使った計算が苦手だということがわかりました。(^^;

そして極限についても、あまりよく理解してないことがわかりました。0.999...=1というのはわかるのですが、limを使った計算で頭が混乱しました。学生時代から微分積分の計算は苦手だったのですが、この機会にもう一度基礎から勉強し直そうかなあ・・・。

今回、唯一の救いだったのは、2の冪数がたくさん登場したことです。コンピュータとのつきあいが長いおかげで、256とか1024などの数字はきりのいい数に見えます。(^^;

というわけで、今回もやさしいところから始まって、こんなにも考えを広げていけるんだなあと感心しました。
そういえば数学ガール・シリーズを読み続けているおかげで、この本を読む前から何となく数列が好きになっていました。
一番好きな数列は、今回も登場したフィボナッチ数列です。確か数学ガールの本編で、テトラちゃんがフィボナッチ・サインというのを考え出して、それを真似して使っているうちに好きになったんですよね。(^^;

最終更新日 : 2022-10-30

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