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2014-11-18 (Tue) 18:42

翼に日の丸 (中) 烈風篇/川又 千秋

翼に日の丸(中) 烈風篇 角川文庫上巻を読み終えてから1年以上が経過してしまいましたが^^;、ようやく「翼に日の丸(中) 烈風篇」を読み終えました。

烈風篇となっていますが、お話のメインで活躍する戦闘機は双戦や雷電でした。烈風は最後の最後でちょっと顔を見せる程度です。

首都を狙ったドーリットル爆撃隊を撃退した風間たちは、新たな任務を受けてアリューシャン方面へと進出していました。これはミッドウェイで活動する部隊との連携で行われた作戦でしたが、この戦いで日本軍は大きな打撃を受けてしまいました。ミッドウェイ海戦で大敗北を喫してしまったのです。

これを受けて、南方に進出している部隊が厳しい状況に置かれることになりました。それを支援するために、風間たちはラバウルへと赴くことになるのでした。通常なら、部隊を空母に搭載してという流れになるのですが、最前線の状況は一刻を争う状況です。そこで風間たちは、島に点在する基地を渡り歩くようにラバウルを目指すことになったのでした。

こうして風間たちは、ラバウルへと進出しました。そこでは、物量に物を言わせた敵に、味方が苦戦していたのでした。その状況を少しでも変えるために、風間たちは奮闘するのでした。ラバウルでの戦いでは、風間は双戦のエンジン不調によって危機に陥りました。しかし、そのギリギリの状況を切り抜けて、風間は何とかスタンレー山脈を越えることができたのでした。

愛機を手放すことになった風間が部隊に復帰すると、新たな命令が待っていました。敵の邀撃に特化した戦闘機・雷電で編成された部隊への加入を命じられたのです。雷電は零戦や双戦と比べると航続距離は短いものの、その強大なエンジンのパワーと強力な武装を活かして、敵の爆撃機の撃墜で戦果を上げることになりました。

そして首脳部は、敵の本拠地となっているガダルカナルを攻略する作戦を立てました。それはなんと、戦艦大和を陸上砲撃に使用するという思い切ったものでした。この作戦が効果を上げて、敵はついに撤退を決定するのでした。こうして日本軍は、ガダルカナルを手に入れて、戦いは次のステージへと進みます。

そんな中、風間たちベテラン搭乗員は、本国への帰還を命じられました。それは新たに配備されることになる烈風を受領するための命令でした。それと共に、これまで基地の航空隊に所属していた風間たちは、英国から鹵獲したインドミタブルを改修した空母・剛龍に配属されることになりました。これからの風間たちに、どんな戦いが待っているのでしょうか。

最終更新日 : 2022-10-30

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