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2014-11-13 (Thu) 00:06

Magic Tree House #8 Midnight on the Moon/Mary Pope Osborne

Magic Tree House #8: Midnight on the Moon (A Stepping Stone Book(TM))多読です。Magic Tree Houseシリーズの第8巻を読み終えました。今回はジャックとアニーが地球から飛び出して、月へと旅立つことになります。

真夜中、ジャックはアニーに起こされました。なんとこれから、最後のMを探す冒険に出かけようというのです。ジャックは翌朝にしようと提案しましたが、結局アニーと一緒に家を抜け出して、魔法の木の家へと向かったのでした。そこには、いつものようにネズミのピーナッツが待っていました。

今回ジャックとアニーが向かうのは、月世界でした。ジャックは宇宙飛行士の訓練施設にでも行くのかと考えましたが、なんと2人は本当に月へと行ってしまったのでした。とはいえ、それは現代の月ではありませんでした。魔法の本を読むと、そこは2031年に作られたムーンベースでした。ということは、ジャックとアニーは少なくともそれ以降の時代にやって来たのでした。

そしてジャックとアニーは、4つめのMを探します。とはいえ、月には空気がないので、そのままでは外に出ることができません。そこで2人は、ムーンベースに保管されていた宇宙服を借りて外へと出ました。そこは地球とは全く違った別世界でした。日向は太陽の強烈な日差しが輝いていますし、日陰は逆にとても冷たい場所です。そして重力も地球の1/6くらいしかありません。

外を探検していたアニーは、バギーがあるのを見つけました。効率よく4つめのMを探すために、2人はそれを借りることにしたのでした。かなり危なっかしいアニーの運転で、バギーは進みます。そして2人は、アメリカの宇宙飛行士が月にやって来た時に残した旗とメッセージを発見したのでした。それをまねして、ジャックとアニーもその側にメッセージを残すことにしたのでした。

その時、アニーが人影を発見しました。友好的なのか好戦的なのかもわからないので、2人はその人影から逃げ出しました。しかし、バギーは行く手を隕石に遮られてしまいました。そこでアニーとジャックは、大ジャンプで隕石を飛び越えることにしました。しかし2人とも着地に失敗して、地面に横たわってしまいました。宇宙服を着たままでは、1人で起き上がることができません。宇宙服の酸素の量も少なくなってきて、ジャックとアニーは大ピンチです!

それを助けてくれたのは、先ほど2人が見かけた大きな人影でした。その宇宙服のバイザーの中を見ることができなかったので、2人はそれが誰なのかわかりません。そして無線も通じないので、その人と会話をすることもできません。そこでジャックは、いつも持ち歩いている紙と鉛筆を使って、その人にメッセージを伝えたのでした。それに対して、その人は星の地図らしきものを2人に手渡しました。これが4つめのM(map)ではないかと気がついた2人は、急いでムーンベースへと引き返しました。

魔法の木の家では、ピーナッツが2人を待っていました。しかし、4つのMがそろったのに、モーガンの魔法が解ける気配はありません。そればかりか、元の世界に帰るための本も見つかりません。この地図は、探している4つめのMではないのかと2人は考え込んでしまうのでした。

その時、ジャックがあることに気づきました。星のマークを線で結ぶと、そこにネズミの絵が現れました。4つめは地図ではなく、ネズミなのではないかと気づいた2人は、あらためて4つのものの名前を読み上げます。そのとたんに辺りが光り輝きました。2人が目を開けると、そこにはモーガンが立っていました。なんとモーガンは、今までジャックとアニーと一緒に旅していたピーナッツに姿を変えられていたのでした。彼女をそんな姿にしたのは、彼女と同じ世界に住む魔法使いのマーリンでした。

何はともあれ、目的を達成したジャックとアニーは元の世界へと帰りました。そして、モーガンもまた自分の世界に帰って行きました。今度はいつ2人はモーガンと再会できるのでしょうか。

というわけで、4冊にわたって続いたモーガンを救う4つのものを救う冒険が完結しました。最後の冒険はいつもとは違い、未来の月が舞台でした。そのせいか、いつもよりちょっとドキドキ感が薄い気がしました。
モーガンはジャックとアニーの活躍で元の姿に戻ることができましたが、彼女と対立している(?)マーリンがちょっと気になりました。

YL 2.4〜3.0
総語数 5660語

最終更新日 : 2022-10-30

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