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2014-09-30 (Tue) 07:45

Rich Man, Poor Man/T.C.Jupp

Rich Man, Poor Man: Beginner (Macmillan Readers)多読です。お金持ちと貧乏人を描いた、ちょっと切ないお話でした。

主人公の老人Adamは、妻と一緒に小さな村で暮らしています。そんな村に、ある日手紙が届きました。外国に行っているAdamの息子Saulからでした。でも、学校に行っていないAdamは、手紙を読むことができません。そこで学校の先生に頼んで、手紙を読んでもらいました。

封筒の中には、Adamに宛てた手紙と1枚の郵便為替が入っていました。Saulは一生懸命働いて、100ポンドのお金を送金してくれたのでした。Adamたちにとって、100ポンドは大金です。Darpurという町の郵便局に行けば、お金を受け取れることを知ったAdamは、朝早くからDarpurに出かけたのでした。

ようやく郵便局に着いたAdamでしたが、郵便為替を見せると職員は身分証を見せろと言いました。しかし、Adamはそんなものは持っていません。身分証がなければ、支払いには応じられないと職員は相手にしてくれません。内務省に行けば身分証を発行してもらえることを知ったAdamは、そこに訪れたのでした。

しかし、内務省では書類を提出した翌日でなければ身分証を発行できないと言われます。遠くの村からやって来たAdamにとって、それは簡単なことではありません。おまけに、身分証には3枚の写真が必要だと言われました。困ったAdamは知り合いの店を訪ねて、写真屋を紹介してもらいました。

写真屋にたどり着くと、その店の男はなんだか汚い身なりをしています。それでもAdamは写真を撮って欲しいと頼みました。すると男は、代金として2ポンドが必要なこと。そして、写真を受け取れるのは翌日の朝になると言いました。Adamはどうすることもできず、あきらめて村へと引き返したのでした。

疲れ切ったAdamは、数日は動くことができませんでした。ようやく動けるようになったAdamは、再びDarpurに出かけました。すぐに写真屋を訪れましたが、そこに男の姿はありません。男が出かけていることを知ったAdamは、男の帰りを待ちました。ようやく男が帰ってくると、男は写真の注文など受けていないと言い出しました。怒ったAdamは、男を杖で打ち据えたのでした。その騒ぎを知って、警察が駆けつけました。警察に連行されたAdamは、事情を話しました。しかし、Adamが身分証すら持ってないことを知ると、2度と街へは来るなと追い返したのでした。

こうしてAdamは村へと帰りました。Adamの話を聞いて、村人たちは怒りました。そんなAdamのために、学校の先生がDarpurの有力者に助けを求める手紙を書いてくれました。それを持ってAdamは再びDarpurへと向かったのでした。しかし、有力者は忙しくて簡単には会えません。それでも待ち続けたAdamは、ようやくその有力者に会うことができたのでした。

そしてAdamは、これまでのいきさつを話しました。それを聞いた有力者は、力になってくれることを約束しました。ところがAdamが郵便為替を取り出すと、有力者はこれはこの国では使えないと教えてくれました。この国では、その郵便為替は何の価値もなかったのです。がっかりしたAdamに、有力者はいくらかのお金を渡してくれました。しかし、それはたった10ポンドのお金だったのでした。
Adamは、今回の件で金持ちと貧乏人の違いを思い知ったのでした。

次々にAdamが困難に出会っても、最後はハッピーエンドになるかと思いきや、かなり重い結末で驚きました。
様々な制度は、本来人を助けるために作られたものだと思います。しかし、それが逆に困っている人を排除している現実は、何かが間違っていると思いました。

YL 1.2〜1.4
総語数 3100語

最終更新日 : 2014-09-30

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