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2014-09-28 (Sun) 07:59

Princess Diana/Anne Collins

Macmillan Readers: Princess Diana (Beginner Level)多読です。この本は、プリンセス・ダイアナの生涯を簡潔にまとめた本です。

その複雑な生い立ちから始まり、チャールズ皇太子との出会い。そして結婚。この結婚式の様子は、私は今でもよく覚えています。この時、ダイアナは20歳だったそうですが、豪華なウェディングドレスを身にまとった、可憐な姿が印象的でした。絵に描いたようなお姫様とは、きっと彼女のような人のことを言うんだろうなあと思いました。

しかし、この結婚はダイアナにとって決して幸せなものではありませんでした。夫であるチャールズとの価値観や考え方の違いが大きかったのです。それでも彼女は、2人の息子を産みました。そして、王室の風習に反して、2人の王子をできる限り他の子供たちと同じように育てようとしたのでした。そんな彼女に、王室は不快感を示すようになりました。

そして、ついに2人は離婚することになってしまったのでした。離婚後も、ダイアナは世界中から注目される存在でした。多くの男性との恋もありましたが、それ以上に素晴らしかったのが、世界中の苦しんでいる人々のために尽くそうとチャリティー活動を行っていたことです。エイズ、地雷の被害者、生活困窮者への支援と、本当に数多くの支援を行っていました。

そして、ついにあの悲しい日がやって来ます。ダイアナをしつこく追うマスコミから逃げようとする途中、自動車事故に遭ったのです。この本を読んで呆れたのは、事故の後もマスコミは彼女たちを助けようとするのではなく、事故現場の写真を撮っていたことです。(;_;)

ダイアナは事故直後は息がありましたが、やがて病院で息を引き取りました。そして滞在していたフランスから、イギリスへと運ばれたのでした。しかし、過去のいきさつがあったせいか、この悲しい事実を前にしても、英国王室の人々はなかなか動こうとはしませんでした。国民の不満が高まっていることを知って、ようやく彼らは動いたのでした。

そしてダイアナの葬儀が行われました。沿道や葬儀には、多くの人たちが集まりました。この事実だけ見ても、彼女がどれだけ人々から愛されていたのかよくわかります。そして思わずほろっとしてしまったのは、まだ12歳だった息子のヘンリーが母の棺に送ったメッセージカードの言葉です。そこにはただ、「Mummy」とだけ書かれていました。どんな言葉よりも、そこには深い悲しみを感じました。(;_;)

ダイアナの死後、ダイアナの名前をつけたメモリアル基金が作られました。それはダイアナの遺産やチャールズ皇太子からの寄付、ダイアナの葬儀で歌ったエルトン・ジョンの歌「Candle in Wind」の売り上げ、そして多くの人々からの寄付によって成り立っています。その基金は、今も世界中で苦しむ多くの人たちを救っています。

さらに2007年には、ダイアナの死から10年を迎えて、チャリティー・コンサートが開かれました。ここにも数多くの有名人が集まりました。そこで集まったお金は、やはり多くの人々の助けになっています。ダイアナは亡くなりましたが、彼女の心は今も忘れられてはいません。

これまでに読んだ中では、一番長い本だったので読むのには時間がかかりました。読み始める前は、簡単な伝記のようなものかと、あまり期待していませんでした。でも読み始めたら、簡潔な記述の中にも、ダイアナの喜びや苦しみがきちんと描かれていて引き込まれました。そして、ダイアナの葬儀の場面では、思わずほろりとしてしまいました。英文を読んで涙ぐんだのは、初めての経験でした。
その最初の貴重な体験をさせてもらったのが、この本でよかったと心から思いました。

YL 1.2〜1.8
総語数 10,000語

最終更新日 : 2014-09-28

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