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2014-08-31 (Sun) 22:44

エンド・ゲーム 常野物語/恩田 陸

エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫)恩田陸さんの常野物語の3作目、「エンド・ゲーム」を読み終えました。

2作目の「蒲公英草紙」は、「光の帝国」より前の時代のお話でしたが、3作目となる「エンド・ゲーム」は「光の帝国」で描かれた世界のさらに先を描いたものでした。メインとなるのは、裏返す力を持った母娘です。2人には強力な力を持った夫=父がいましたが、数年前に男は失踪して行方知れずになっています。

行方知れずの夫=父を待ちながら、母娘は自分たちにとって脅威である敵との戦いを人知れず続けています。そんな中、仕事の都合で出張した母が出張先で倒れて昏睡状態になってしまいました。なぜ母はこんなことになったのか、娘はその理由がわかりません。そして、残された手がかりを元に娘も謎に挑みます。

その過程で、娘は「洗濯屋」と呼ばる力を持った男と出会いました。母を救おうと、娘は洗濯屋の男と行動を共にすることになるのでした。そして、世界についての真相がじょじょに明らかになっていきます。

2作目は1作目とはかなり方向性が違うお話でしたが、3作目は1作目に近いお話でした。誰が味方で、誰が敵なのかわからない緊張感があって、それなりに楽しく読み終えましたが、その無機質さには今ひとつなじめないものがありました。1作目が好きだった方は、この3作目は楽しめると思います。でも、2作目の「蒲公英草紙」の方が好きな方には、あまりお勧めできない作品だと思いました。

最終更新日 : 2014-09-01

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