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2014-02-11 (Tue) 22:56

エリック・ホッファー自伝

エリック・ホッファー自伝―構想された真実エリック・ホッファーの自伝を読み終えました。

著者であるエリック・ホッファーのことを知ったのは、本当に偶然からでした。ネットのニュースを斜め読みしていた時に、記事の中にエリック・ホッファーの名前があったのです。何となく気になって、その後調べてみたら、かなりドラマチックな生涯を送った人物だとわかりました。

なんとエリック・ホッファーは、7歳の時に視力を失ってしまいました。そんなわけで彼は、正規の教育を受けることができませんでした。ところが15歳の時、突然視力が蘇りました。それを知った彼は、本を読みあさるようになったのでした。それ以降も独学を続けていましたが、18歳の時に父が亡くなり(母親は先に亡くなっていました)、彼は天涯孤独の身となったのでした。

そこからの彼の生き方が、また素晴らしいです。彼は生きていく糧を得るために、働く必要がありました。しかし、彼は自分を生かしておく以上に働こうとはしなかったのです。その代わりに彼は、残った時間をさまざまな分野の本を読むことに費やしたのでした。職は転々として、住まいはなく野宿することも多かったようですが、それでも彼は勉強することをやめませんでした。

その後もホッファーは、季節労働者や砂金取り、港湾労働者などをしながら勉強を続けました。そして50歳近い年齢となった時に、最初の本を出版したのでした。本を出版してからも、基本的な生活は変わらず、働く合間に勉強を続けたそうです。

この本を読んで、なんだかとっても元気をもらいました。私自身も、コンピュータの勉強したり、本を読んだり、プログラムを作ってみたりと、いろいろとやっています。学生時代と比べると、自由になるお金が増えたこともあって、社会人になってからの方が勉強していると思います。

しかし時々、こうして学ぶことにどんな意味があるんだろうと考えてしまうこともありました。それが、この本を読んだことで消え去りました。誰のためでもなく、自分自身の勉強を自分のために一生続けようと決心できたのです。学ぶことは、それ自体でとても楽しいことですし、続ける価値があるものだと思えました。

学ぶことの本当の意味を見出したい方は、この本を読まれると何が得る物があるかも知れません。

最終更新日 : 2016-04-22

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