
真実を知った亜久里は、もう1人のアン王女の心であるレジーナにも真実を知るように迫りました。そして、ついにトランプ王国で何があったかが明かされたのでした。平和なトランプ王国に、アン王女は生まれました。しかし、アン王女が生まれるのと引き替えに、母親である王妃は命を落としたのでした。悲しみに耐えながらも王は、アンをしっかり育てていくことを誓ったのでした。
そしてアンは、元気に美しく成長しました。ところが、さらなる悲劇が待っていたのです。謎の病気でアン王女が倒れてしまったのです。国中の医者が力を尽くしましたが、アン王女を救うことはできません。そんな時、残された最後の希望は、かってプリキュアが闇を封印した時に使ったエターナルゴールデンクラウンでした。しかし、それを使うことは闇を解き放ってしまうことです。しかし、それを使わなければアンを救うことはできません。
アンを救って国を滅ぼすか、国を守ってアンを失うか。王は究極の選択を迫れたのでした。王妃に続いてアンまで失うことに、王の心は耐えられませんでした。そしてついに、王はエターナルゴールデンクラウンを使ってしまったのでした。そのおかげでアンは助かりました。しかし、同時に闇は解き放たれてしまいました。
そして闇は、王の体を乗っ取りました。こうしてキングジコチューが生まれたのでした。そしてキュアソード以外のプリキュアが倒されてしまう、激しい戦いが始まりました。王女はキングジコチューをあと一歩というところまで追い詰めました。しかし、王女は父であるキングジコチューを倒すことができませんでした。そんなアン王女に、ベールがささやきかけました。王と同じように、アン王女も国民を犠牲にして父を救ったと・・・。
ベールの言葉に、アン王女の心もジコチューに染まりそうになりました。その時、王女は自らの心をつかみ出しました。そして悪に染まった心と、正義を信じる心を2つに引き裂いたのでした。その1つが亜久里となり、もう1つがレジーナとなったのでした。さらに残された王女の体から生まれた卵が、アイちゃんになったのでした。
こうして全ての真実が解き明かされました。マナは、レジーナに戦いをやめるように訴えました。しかし、レジーナは正気を取り戻したにも関わらず、戦うことをやめようとはしませんでした。自分を救おうと苦しんだ父親の愛、それをレジーナは信じていたのでした。そんな中、ついにキングジコチューがアン王女の封印を破りました!
封印を破ったキングジコチューは、レジーナと共に世界を2人だけのものにしようと動き出しました。なんとキングジコチューの次の狙いは、人間界でした。キングジコチューとレジーナを追って、マナたちも人間界へと戻りました。いよいよプリキュアとジコチューの最後の戦いが始まろうとしています。どんな戦いが繰り広げられるのか、そしてどんな結末が待っているのか楽しみです。
今回はいろいろな謎の核心に迫った内容だったので、お話の密度が濃くて面白かったです。そんな中、新たなプリキュアの宣伝が入りました。なんと主人公の愛乃めぐみ役は中島愛さんでした。「マクロスF」のランカが、プリキュアになって帰ってくるとは予想外の展開でした。(^^; そういえば中島愛さんは、音楽活動の中止を発表されていましたが、プリキュアに抜擢されたことと関係があるのでしょうか!?
そして、白雪ひめ役を演じるのは、潘恵子さんの娘さん・潘めぐみさんです。他にも戸松遥さんや松井菜桜子さんといった強力なキャストなので、放映が楽しみです!
最終更新日 : -0001-11-30
光と影。 …
2014/01/12 11:04 LUNE BLOG