
今回舞台となったのは、妖精学校でした。そこにタルトは、プリキュアのことを教える講師として招かれたのでした。そこには、本当はプリキュアのことが大好きなのに引っ込み思案で言い出せないエンエンと、腕白な暴れん坊グレルがいたのでした。グレルはそのやんちゃさから、タルトの講義の途中で羽目を外しすぎてしまいました。みんなから白い目で見られたグレルは面白くありません。
そんなグレルにささやきかける声がありました。エンエンと一緒に、その声をさがしてみると、封印された部屋にあった影水晶をみつけたのでした。影水晶は、グレルの影に潜んでグレルの分身を作り出しました。そして変身さえできなければ、プリキュアはただの女の子を証明しようとするのでした。
今回は、そんなグレルとエンエンの友情と成長が物語の軸になっていました。自分たちのやったことが原因で、プリキュアは大ピンチに陥ってしまいます。キュアハッピーやキュアハートに励まされた2人は、みんなを助けるためにがんばるのでした。そして2人に助けられたプリキュアは、妖精の国を守るために影と戦うのでした。
プリキュア側で物語を引っ張ったのは、キュアハッピーこと星空みゆきでした。新米プリキュアであるキュアハートたちを、みゆきは妖精の国へと誘いました。しかし、そこで思わぬ大ピンチに巻き込まれてしまうのでした。しかし、みゆきは希望を捨てません。グレルとエンエンに、キュアハートに応援して欲しいと伝えてくれと頼んだのです。エンエンからそれを聞いたマナたちは、他のプリキュアを救うためにがんばるのでした。
今回も歴代のプリキュアが活躍していました。初代のブラック&ホワイトは、やはり肉弾戦に見応えがありますね。自分の何倍も大きな相手の拳を、拳で受け止めるブラックにはしびれました。そしてハートキャッチでは、キュアマリンがいい仕事をしていました。おでこパンチには、大笑いさせてもらいました。
さらにキュアビートとキュアパッションは、元は敵だったけれど今は仲間という設定をうまく生かして、グレルの心を動かした展開がよかったです。
来年は新たなプリキュア、ハピネスチャージプリキュアが始まることになります。新たなプリキュアがどんな活躍をみせてくれるのか楽しみです。そして、ドキドキプリキュアがどんな結末を迎えるのかも楽しみです。
最終更新日 : 2022-10-30