ヤマトが、次元断層の中でガミラス艦と遭遇するお話でした。
ヤマトはイスカンダルへ向けての航海を続けています。最初は緊張したワープですが、今では船員もみんな慣れっこになっています。そんな中、ワープ中に異変が発生しました。そしてワープアウトしたヤマトは、これまでに見たこともない場所にいました。それは次元断層だったのでした。
その頃、ゲールはデスラー総統の立案した作戦を成功させなかった責任を問われていました。そしてゲール自ら、ヤマトを倒すために出撃することを決めたのでした。しかし、その頃ゲールの所属艦で親衛隊員が乗った船が行方不明になっていました。しかし自らの保身しか考えないゲールは、ヤマト撃沈艦隊の出撃を優先するのでした。
次元断層はやっかいな場所でした。そこでは真空からエネルギーを取り出すことができる波動エンジンが、逆にエネルギーを吸い取られてしまいます。その時ヤマトは、前方にガミラス艦を発見しました。次元断層という不利な場所での戦いになるのかと思いきや、なんと敵艦はヤマトに使者を送り込んできたのでした。
使者としてやって来たのは、ガミラス人のメルダでした。そんなメルダを出迎えることになったのは、愛する兄をガミラスとの戦いで失った玲でした。メルダは次元断層から脱出するためのプランを持って来たのでした。
それには、ヤマトの波動砲が必要なのでした。波動砲の強力なパワーで次元断層に裂け目を作ります。ただし、ヤマトは波動砲を撃った瞬間にエネルギーゼロで動けなくなるため、ガミラス艦が牽引して次元断層から抜け出します。
早速ヤマトの上層部で会議が開かれました。これは敵の罠だという声も大きかったですが、今のヤマトにはこの方法を使わなければ次元断層から脱出できないことも事実です。そこで沖田艦長は、敵艦の提案を受け入れる決断をしたのでした。
一方、敵のガミラス艦では親衛隊員がヤマトを倒せるとほくそ笑んでいます。しかし、艦長をはじめとした2等ガミラス人からなる乗組員たちは、信義をないがしろにしたやり方に反発を感じています。そんな中、いよいよ次元断層からの脱出作戦が開始されたのでした。
ヤマトの波動砲で次元断層に裂け目が生じました。ガミラス艦は予定通りヤマトを牽引しますが、途中で牽引ビームが切られてしまいました。やはりガミラスは信用ができないと、玲はメルダに襲いかかります。ところが、2人がもみ合っている間に、ガミラス艦は再びヤマトを牽引し始めたのでした。ガミラス艦の中では、親衛隊員のやり方に反発した艦長たちの手によって、親衛隊員が粛正されていたのでした。
こうしてヤマトとガミラス艦は、通常空間へと戻ることができました。しかし、親衛隊員の手によってゲールに暗号通信が送られていました。ヤマトの居場所を知ったゲールは、この時とばかりに襲いかかってきました。ゲールが攻撃するためには、前方の2等ガミラス人たちの乗った艦艇が邪魔になります。しかし、ゲールは構わずヤマトを攻撃するように命じたのでした。
その攻撃によって、2等ガミラス人たちの艦は撃沈されてしまいました。そして攻撃はヤマトにも降り注ぎます。ところが、沖田艦長の指示は反撃ではなく反転でした。ゲールたちの艦隊はそんなヤマトを追い詰めようとします。その時、再び次元断層が口を開きました。ヤマトの波動砲で強引にこじ開けられた裂け目が、閉じるときの反動で大きく開いたのです。ゲールたちの艦隊は、次元断層へと飲み込まれていったのでした。
こうしてヤマトは、窮地を切り抜けました。しかし、ヤマト艦内にはガミラスの総司令官の娘であるメルダが残されました。そういえばメルダは、この戦争を先に仕掛けたのは地球人だと言っていました。彼女の言うことは本当なのでしょうか、それとも侵略戦争であることを隠すためにデスラーたちがそう言っているだけなのでしょうか!?
今回は次元断層に突入してしまうという大ピンチ。そして、そんな中でのヤマトとガミラス艦の互いの信義に基づいた行動。旧作にはいなかったメルダというガミラス人の登場などなど、とても見応えのあるお話でした。
ヤマトはイスカンダルへ向けての航海を続けています。最初は緊張したワープですが、今では船員もみんな慣れっこになっています。そんな中、ワープ中に異変が発生しました。そしてワープアウトしたヤマトは、これまでに見たこともない場所にいました。それは次元断層だったのでした。
その頃、ゲールはデスラー総統の立案した作戦を成功させなかった責任を問われていました。そしてゲール自ら、ヤマトを倒すために出撃することを決めたのでした。しかし、その頃ゲールの所属艦で親衛隊員が乗った船が行方不明になっていました。しかし自らの保身しか考えないゲールは、ヤマト撃沈艦隊の出撃を優先するのでした。
次元断層はやっかいな場所でした。そこでは真空からエネルギーを取り出すことができる波動エンジンが、逆にエネルギーを吸い取られてしまいます。その時ヤマトは、前方にガミラス艦を発見しました。次元断層という不利な場所での戦いになるのかと思いきや、なんと敵艦はヤマトに使者を送り込んできたのでした。
使者としてやって来たのは、ガミラス人のメルダでした。そんなメルダを出迎えることになったのは、愛する兄をガミラスとの戦いで失った玲でした。メルダは次元断層から脱出するためのプランを持って来たのでした。
それには、ヤマトの波動砲が必要なのでした。波動砲の強力なパワーで次元断層に裂け目を作ります。ただし、ヤマトは波動砲を撃った瞬間にエネルギーゼロで動けなくなるため、ガミラス艦が牽引して次元断層から抜け出します。
早速ヤマトの上層部で会議が開かれました。これは敵の罠だという声も大きかったですが、今のヤマトにはこの方法を使わなければ次元断層から脱出できないことも事実です。そこで沖田艦長は、敵艦の提案を受け入れる決断をしたのでした。
一方、敵のガミラス艦では親衛隊員がヤマトを倒せるとほくそ笑んでいます。しかし、艦長をはじめとした2等ガミラス人からなる乗組員たちは、信義をないがしろにしたやり方に反発を感じています。そんな中、いよいよ次元断層からの脱出作戦が開始されたのでした。
ヤマトの波動砲で次元断層に裂け目が生じました。ガミラス艦は予定通りヤマトを牽引しますが、途中で牽引ビームが切られてしまいました。やはりガミラスは信用ができないと、玲はメルダに襲いかかります。ところが、2人がもみ合っている間に、ガミラス艦は再びヤマトを牽引し始めたのでした。ガミラス艦の中では、親衛隊員のやり方に反発した艦長たちの手によって、親衛隊員が粛正されていたのでした。
こうしてヤマトとガミラス艦は、通常空間へと戻ることができました。しかし、親衛隊員の手によってゲールに暗号通信が送られていました。ヤマトの居場所を知ったゲールは、この時とばかりに襲いかかってきました。ゲールが攻撃するためには、前方の2等ガミラス人たちの乗った艦艇が邪魔になります。しかし、ゲールは構わずヤマトを攻撃するように命じたのでした。
その攻撃によって、2等ガミラス人たちの艦は撃沈されてしまいました。そして攻撃はヤマトにも降り注ぎます。ところが、沖田艦長の指示は反撃ではなく反転でした。ゲールたちの艦隊はそんなヤマトを追い詰めようとします。その時、再び次元断層が口を開きました。ヤマトの波動砲で強引にこじ開けられた裂け目が、閉じるときの反動で大きく開いたのです。ゲールたちの艦隊は、次元断層へと飲み込まれていったのでした。
こうしてヤマトは、窮地を切り抜けました。しかし、ヤマト艦内にはガミラスの総司令官の娘であるメルダが残されました。そういえばメルダは、この戦争を先に仕掛けたのは地球人だと言っていました。彼女の言うことは本当なのでしょうか、それとも侵略戦争であることを隠すためにデスラーたちがそう言っているだけなのでしょうか!?
今回は次元断層に突入してしまうという大ピンチ。そして、そんな中でのヤマトとガミラス艦の互いの信義に基づいた行動。旧作にはいなかったメルダというガミラス人の登場などなど、とても見応えのあるお話でした。
最終更新日 : 2022-10-30
宇宙戦艦ヤマト2199 第10話「大宇宙の墓場」 …
2013/06/11 18:14 SOLILOQUY別館