
黒森峰との最終決戦のため、市街地へと向かったみほたちでしたが、そこには恐るべき敵が待ち構えていました。超重量級戦車マウスです。その攻撃を受けて、2台の戦車が犠牲になってしまいました。しかし、後の作戦を考えると、なんとしてでもここでマウスを排除しておかなければなりません。大洗女子チームは、マウスに決死の戦いを挑むのでした。
しかし、マウスは頑丈な装甲に守られています。大洗女子が何度攻撃を仕掛けても、その攻撃ははね返されてしまいます。そんな時、沙織の言葉がきっかけになって、みほはある無茶な作戦を思いつきました。まずは生徒会チームに突撃させて、マウスの車体の下に潜り込ませます。そこにバレー部チームがさらに突っ込んで、マウスの砲塔の動きを封じます。そこにマウスの上部にまわりこんだあんこうチームが、マウスの上部から砲撃を加えます。
この攻撃でみほたちは、なんとか超重量戦車を撃破することができたのでした。しかし、その代償として生徒会チームの戦車が行動不能になってしまいました。残された4台の戦車でみほたちは黒森峰の戦車軍団を迎え撃つことになりました。
そこでみほの取った作戦は、攪乱先鋒でした。各戦車が分散して敵の注意を引きつけます。その間に、みほたちあんこうチームが敵のフラッグ車に1対1の勝負を挑むというものでした。この戦いで、各チームはそれまでの練習の成果をいかんなく発揮しました。
その中でも感動したのは、これまでずっとセリフがなかった1年生チームの丸山ちゃんがしゃべったことでした!
敵の固い装甲を抜けなくて困っている時に、ぼそっと丸山ちゃんがしゃべった時には驚きました!
そして、みほたちは予定通りフラッグ車同士の戦いに持ち込みました。他の戦車が進入してこれないように、自動車部チームのポルシェティーガーが入り口を固めます。みほはついに、姉のまほとの一騎打ちを迎えたのでした。
火力に劣るみほたちは、例によって逃げ回ります。しかし、まほもそれは見越していて、みほたちの進路の建物を破壊して行く手を阻みます。いち早くそれに気がついたみほは、すんでの所で危機を切り抜けたのでした。そして、ついに最後の戦いです。その戦いでは、聖グロリアーナとの戦いで失敗した作戦が再び繰り返されました。敵戦車に肉薄して直前で転進。相手の側面に回り込んで砲撃するというものです。
以前は失敗したこの作戦でしたが、今ではあんこうチームのレベルもあがっています。一か八かのこの作戦が決まって、ついにみほたちは黒森峰に勝利したのでした!!!
こうして大洗女子校は優勝を決め、廃校の危機を脱することができました。勝利が決まった時に、桃ちゃんがぼろ泣きしていたのが印象的でした。最初は素人の集まりのチームでしたが、短期間の間に本当にみんな成長しましたね。そして、みほは姉のまほと和解することができたようです。さらに、みほのお母さんも、ようやくみほの戦い方を認めてくれたようです。
こうして全てがきれいにまとまって、物語は完結しました。・・・でも、生徒会長が世界大会がどうとか言ってましたよね。できれば、今度はガルパンの世界大会編ということで続編を作って欲しいです!
最終更新日 : 2022-10-30
さて、こちらも今更ながらの感想です オリジナルアニメですが最近良くある女子高生になにかやらせればいいだろうって安直な作品だと思っていました そもそも戦車というものにまっ... …
2013/05/05 01:01 にきログ