
東京の小学生、風間進一は空襲を避けるために富山県のとある村に疎開することになりました。そこで進一を待っていたのは、絶対的な権力をふるう暴君のような同級生・タケシでした。そんなタケシに進一は、時に助けられ、時にいじめられて、振り回される毎日を過ごすことになるのでした。
子供の頃に、この作品も読んだことがあるのですが、その時には陰湿ないじめが描かれていたりして、好きになれる作品ではありませんでした。しかし今、こうして読み返してみると、美しい自然描写や子供たちの複雑な関係など内容的に深みがあって、とても読み応えがありました。
最終更新日 : 2022-10-30
* by 横溝ルパン
こんばんは。いつもお世話になります。
図書館に我孫子先生の本が何冊も置かれているのに気がつきまして、そのおかげで作品を読みまくっています。
「少年時代」は絵柄的には、少年キングに掲載されていた頃の「まんが道」に通じる雰囲気がありました。でも、戦時中でいじめがテーマになっているだけに、内容的にはかなり重い作品でした。でも最後まで読み切った時のすがすがしさもあるので、できればご一読をお勧めします。(^^;
図書館に我孫子先生の本が何冊も置かれているのに気がつきまして、そのおかげで作品を読みまくっています。
「少年時代」は絵柄的には、少年キングに掲載されていた頃の「まんが道」に通じる雰囲気がありました。でも、戦時中でいじめがテーマになっているだけに、内容的にはかなり重い作品でした。でも最後まで読み切った時のすがすがしさもあるので、できればご一読をお勧めします。(^^;
藤子不二雄A先生週間ですね!
安孫子先生の「少年時代」は読んだことがありませんが、表紙を見ただけでも暗い作品だと想像できますね。
いじめが問題視されている今、もしかするとこのような作品がもっと注目されるべきなのかも。でも「進んで読んでみたいか?」と問われると、二の足を踏んでしまうかな…。