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2013-02-22 (Fri) 23:14

ビブリア古書堂の事件手帖4/三上 延

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)三上延さんのビブリア古書堂シリーズ第4弾、「ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~」を読み終えました。

第4弾となる今回は、いよいよ栞子さんの母親・篠川智恵子が物語に関わってきました。
これまでは連作短編といった形を取っていたこの作品ですが、今回は江戸川乱歩の作品にターゲットを絞った長編になっています。これまでは、古書の蘊蓄があちこちで語られていましたが、今回はそれは減って、謎解きと栞子さんと智恵子の母娘の確執が物語の中心となっていました。

物語の発端は、ビブリア古書堂にあるお客がやって来たところから始まります。そのお客は、智恵子の推理力を当てにしてお店に訪れたのでした。しかし、いまでは智恵子は店にいません。こうして母親の代わりに、娘の栞子がその依頼に応えるためにある老姉妹のもとを訪れたのでした。そこで栞子は、三重に鍵がかけられた金庫を開けて欲しいと依頼されました。もしそれに成功すれば、この家に残された貴重な江戸川乱歩の作品を譲るというのです。

こうして栞子と大輔は金庫の扉を開けるために、それに必要な鍵探しと暗号解読をすることになったのでした。
そんな2人の前に、ついに智恵子が現れました。栞子と同じような容貌と声を持つ智恵子は、栞子以上の古書の知識を持っていました。どうやら、智恵子の狙いは金庫の中身にあるようです。栞子と大輔は、智恵子より先に金庫の謎を暴くことができるのでしょうか。

今回は1つ謎が解けたと思ったら、その答えが二転三転して面白かったです。栞子と大輔の関係も、本当に少しずつですが進歩しているようです。栞子の母親・智恵子の不気味な雰囲気も加わって、物語としてもなかなか面白くなってきました。
ただ1つ気になったのは、乱歩の「二銭銅貨」のトリックについて作中でふれてしまっていることです。ネタバレは最小限に抑えられていたようですが、それでも別の推理小説のトリックを作中でばらしてしまうのはどうかと思いました。

最終更新日 : 2016-04-22

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