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2013-02-14 (Thu) 22:50

万能鑑定士Qの推理劇II/松岡 圭祐

万能鑑定士Qの推理劇II (角川文庫)松岡圭祐さんの万能鑑定士Qシリーズの第2シーズン第2作、「万能鑑定士Qの推理劇II」を読み終えました。

今回は莉子が、シャーロック・ホームズの未発表原稿にまつわる事件に立ち向かいます。日本のオークション会社ジェルヴェーズは、これまでの美術品などのオークションに加えて、古書のオークションにも参入しようとしてました。そんな折りに、手に入れたのがドイルが発表しなかったシャーロック・ホームズの未発表原稿でした。

その頃、莉子はとある少年からの依頼で、「不思議の国のアリス」の日本初翻訳の本をオークションにかけてもらおうと努力していました。しかし、どのオークション会社も莉子の依頼を引き受けてはくれません。そんな時、莉子に偶然知り合ったジェルヴェーズからスカウトされます。ただし、そのためには今経営している店をやめなければなりません。

迷った莉子ですが、少年の希望に応えるために、ついに万能鑑定士Qを閉店することを決意したのでした。そうして莉子は、ジェルヴェーズの社員として働き始めました。そして、その科学鑑定部門の力を借りて、少年から依頼された本を調べるのでした。そして莉子は、その本に不自然な箇所があることに気づきました。

それをきっかけに、莉子は少年の父親がかって沖縄で高校時代に憧れていた先輩の息子だということを知りました。さらに、莉子はその少年が里親に虐待されていることも察知したのでした。莉子は少年を救おうと奮闘します。そして、古書にまつわる巨大な詐欺事件のからくりが明らかになってくるのでした。

今回は、まさかの万能鑑定士Qの閉店という展開に驚かされました。その一方で、虐待されている少年を助けようと奮闘する莉子の高貴な優しさ、そして高校時代の淡い思い出。結末はちょっと苦かったけれど、最後まで面白く読めた作品でした。

最終更新日 : -0001-11-30

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