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2013-02-03 (Sun) 18:01

サイボーグ・ブルース/平井 和正

平井和正さんの「サイボーグ・ブルース」を読み終えました。作者自身の言葉によれば、この作品は8マンへの鎮魂歌として書かれた作品だそうです。

主人公のアーネスト・ライトは、同僚に熱線銃で撃たれて殺されました。しかし、彼の脳細胞は、サイボーグへと移植されて、彼はサイボーグ特捜官として生まれ変わったのでした。そんな彼の心には、怨恨や憎しみしかありませんでした。サイボーグとなった彼からは、人間だった時の喜びは全て失われてしまっているのですから・・・。

物語は連作短編の形で、ライトがサイボーグ特捜官をやめる原因となった事件、そして超能力者集団との出会い、サイボーグ特捜官のライバルであるシンジケートの殺し屋サイボーグとの戦い。そしてシンジケートとの戦いが描かれました。作品全体には、退廃的で哀愁に満ちた雰囲気が漂っていて、かなりハードボイルドな雰囲気の作品です。

ライトの生きる世界では、世界は1つの連邦政府によって統治されています。しかし、その世界でも白人による黒人差別などの人種差別はなくなっていないのでした。そして闇の勢力として大きな力をふるっているのが、犯罪者のシンジケートです。サイボーグ特捜官は、そんなシンジケートの生み出した怪物、殺し屋サイボーグを倒すために生み出された存在だったのでした。

8マンと同じく、サイボーグ特捜官には特別な力が秘められています。その中でも最大の力は、加速能力です。通常の何万枚もの速さで動けるサイボーグ特捜官を倒せる者は、この世界のどこにもいないのでした。
加速装置と聞いて思い出したのはサイボーグ009ですが、なんとこのアイディアは8マンの方が先だったんですね。

最終更新日 : -0001-11-30

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