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2013-01-27 (Sun) 20:45

幻魔大戦(5)/平井 和正

平井和正さんの「幻魔大戦」第5巻を読み終えました。

高校の文芸部の分科会としてスタートしたGENKENでしたが、平山圭子の父親が拠点となるビルを提供してくれたこともあり、一般人も対象とした組織へと大きく変わっていこうとしているのでした。しかし、丈の思惑とは別に、GENKENは大人が関わったことで腐敗の色を濃くしていたのでした。最初はそれを黙認していた丈でしたが、幹部が集まった会議での席上、ついにその怒りが爆発したのでした。

この巻から大きくクローズアップしてくるキャラが2人います。井沢郁江と木村市枝です。郁江はGENKEN会員がみな丈のことを先生と呼ぶのに対して、いまだに丈のことを東君と呼び続けていたのでした。そんな自由奔放な振る舞いから、郁江はいつしか男性会員から"郁姫"と呼ばれる存在になっていったのでした。
もう1人は、スケバンの木村市枝です。彼女は偶然、郁江に難癖をつけていて丈と知り合いました。市枝はかって両親が新興宗教に手ひどくだまされたことから、丈のGENKENにも胡散臭いものを感じています。しかし丈が病気の弟を救ったことで、心を入れ替えるのでした。

そして、丈から離れていくものもいます。GENKENで丈の右腕として働いていた久保陽子です。陽子は、GENKENがじょじょに変質していったこと、そして過去の自分が持っていた嫌いな人間を呪うことができる力を恐れて、丈と距離を置くようになっていったのでした。それを丈は寂しく思いながらも、どうすることもできません。

また、丈に対する反発心から、かっての親友だった江田四朗もまた丈に対抗する組織を作り上げているようです。
そんな四朗の周囲には、愚連隊のような怪しげな人間ばかりが集まっているようです。そして四朗は、丈を憎むあまり、彼自身も怪しげな力を手に入れたようです。

この巻から、丈の宗教活動もいよいよ本格化してきます。かって読んだ時には、丈の活躍にしびれていましたが、今読み返してみると、いきなり地球の超古代文明が幻魔と対決したことがあると言い出したり、話の内容が突拍子もないことに驚きました。そして、そんな丈にあっさり心服してしまう大人にも驚きました。

また丈は、自分の超能力は封印して使わないと度々言っていますが、丈を脅迫してきた市枝を咳き込ませたり、襲いかかってきたチンピラを撃退したりと、けっこうあちこちで力を発揮しています。(^^;
さらに、この巻では病気の市枝の弟を癒すという救世主のようなことまでやっています。こんな丈の活躍は、たしかにかっこいいのですが、その一方でやはり力をふるわなければ人は心服しないのかとも思えました。

最終更新日 : -0001-11-30

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