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2013-01-25 (Fri) 18:26

幻魔大戦(4)/平井 和正

平井和正さんの「幻魔大戦」第4巻を読み終えました。

この巻から、小説版「幻魔大戦」はマンガ版「幻魔大戦」と大きく異なっていくことになります。

ニューヨークから帰ってきた丈は、再び普通の高校生としての生活に戻っていました。しかし丈が大きく変わったことは周囲にも明白で、そんな彼に惹かれて丈の周囲には人が集まり始めました。最初に丈に声をかけてきたのは、文芸部に所属する久保陽子でした。彼女は丈が悪魔のような超能力を持っているという噂を聞き、丈に興味を持って話しかけてきたのでした。

これまで丈の話は姉の三千子以外には理解されませんでした。しかし、久保陽子は丈の宇宙を2分する大きな戦いや幻魔との戦いといった突拍子もない話を苦もなく受け入れたのでした。こうして丈は文芸部に籍を置くことになり、丈の周囲には丈に興味を持った生徒たちが集まり始めました。その多くは、丈の美貌に関心を持つ女生徒たちでした。

そして、丈に関する関心はとどまるところを知りません。そして丈たちは、幻魔研究会、通称GENKENという組織を立ち上げました。プリンセス・ルナのような大がかりな組織は無理でも、丈は自分なりに世界の真実を多くの人に伝えていこうと決意したのでした。

当然、丈に心酔する者ばかりではなく、丈に反発する者も数多くいました。その筆頭が、学園の番長さえも支配下に置いている、政治家の祖父を持つ田崎宏でした。田崎たちは、丈たちが計画するGENKENの総会を邪魔する気でいました。それを知った丈は、総会を前に田崎と1対1で会う約束を取り付けたのでした。

丈から果たし合いを申し込まれたと思い込んだ田崎は、丈をぶちのめすつもりで指定された場所へとやって来ました。しかし、丈は田崎に対して全く無抵抗で、田崎のなすがままに打ちのめされてやったのでした。そんな丈の姿を見て、田崎は心を動かされました。こうして丈の反対派の先鋒であった田崎は、丈に心服したのでした。

そして、いよいよGENKENの総会が始まりました。そこには丈の超能力に関心を持つ者、丈に反発する者など、多くの人間が集まってきました。そこで丈は、堂々と講演を行い宇宙の真実をみんなに伝えるのでした。しかし、その時、反対派のグループが騒ぎ始めました。その筆頭となったのは、かっての丈の親友・江田四朗でした。
荒れ狂った反対派は、丈に対して暴行を加えようとします。それを制したのは、丈に心服した田崎でした。

こうして丈の最初の講演は、大成功のうちに終了したのでした。しかし、GENKENは組織としてまだまだ未熟です。丈はこの組織を、幻魔に対抗できるような強固なものにしていけるのでしょうか。

この巻から、幻魔大戦は新興宗教のような様相を呈してきます。学生時代には、丈の講演シーンなどを熱狂しながら読みましたが、今読むと丈たちの活動にちょっと青臭さを感じてしまいます。それだけ私が年を取ったということなのかと、感慨深い気持ちになりました。(^^;

最終更新日 : -0001-11-30

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