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2013-01-17 (Thu) 01:04

幻魔大戦(2)/平井 和正

平井和正さんの「幻魔大戦」第2巻を読み終えました。

前巻で強大なエスパー戦士として覚醒した東丈。しかし彼はまだ悩みの中にいました。プリンセス・ルナと出会ったことで、世界を意のままにするという子供じみた夢は消えましたが、自分の強大な力をどう扱ったらいいのか、幻魔とどう立ち向かうべきなのか悩んでいたのでした。

そんな丈の心の支えとなったのは、幼い頃から丈をかばい育ててくれた姉・東三千子でした。三千子は、動揺する丈を落ち着かせると、いったい丈の身の上に何が起きたのかを問いただしました。そこで丈は、自分の体験した突拍子もない話を姉に聞かせました。そんな丈の言葉を、姉は当然のように全て受け入れてくれたのでした。

その日、丈はかっての恋人・沢川淳子に呼び出されていました。2人の関係はすでに切れたはずなのに、今更何をと思いつつ、丈は淳子と会うことにしました。しかし、淳子はこれまでの淳子とは違っていました。何か禍々しいものに取り憑かれていたのです。すでに幻魔の尖兵は、地球へと手を伸ばし、強大な戦士となり得る丈を取り込もうと活動を開始していたのでした。

幻魔に取り憑かれていたとはいえ、淳子を殺してしまったかもしれないと丈は悩みます。そんな丈に、三千子はきっぱりと事件のあった現場へと連れて行けと要求するのでした。そこを訪れた丈と三千子は、そこで淳子が何者かに体の中身を食べ尽くされて皮だけの存在になっていたことを知りました。そして、淳子だけでなく、淳子の家族や使用人までが幻魔の犠牲となっていたことを知るのでした。

淳子を使った幻魔の作戦は失敗しましたが、既に幻魔は次の手をうっていました。今度は刑事になりすまして、丈の姉・三千子を狙ってきたのです。幻魔に取り憑かれた刑事に襲われて、三千子は体を乗っ取られそうになりますが、突然激しい炎が巻き起こり、幻魔を焼き尽くしてしまったのでした。

そして物語は、ニューヨークへと飛びます。そこでは、ルナとベガが次のエスパー戦士を求めてハーレムへとやって来ていました。しかし、ルナの心は黒人への嫌悪感でいっぱいでした。ようやくテレポーテーション能力を持った子供・ソニーと出会いますが、2人は白人と黒人ゆえの対立から協力関係を築くことはできなかったのでした。
そんなルナたちの様子を見て、ベガは地球のエスパー戦士たちがまだまだ未熟な存在であることを痛感するのでした。

この巻も、基本はマンガ版の幻魔大戦にそった展開になっています。しかし、丈の姉・三千子の心情描写などにかなりの枚数が使われているなど、この先のマンガ版とは違った流れとなりそうな前兆は感じられます。

最終更新日 : -0001-11-30

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