
みゆきたちが空を見上げると、上空に不気味な物体が浮かんでいます。ピエーロの卵が地球へとやって来たのです。
それと共に、キャンディは妖精の姿から、宝石へと姿を変えてしまいました。キャンディこそが、ミラクルジュエルだったのでした。
バッドエンド王国では、ジョーカーが3幹部に最後のチャンスを与えていました。黒っ鼻を使ってパワーアップさせるというのです。しかし、それは諸刃の剣でした。ハイパワーを得られる代わりに、3幹部は自らの寿命をすり減らすことになるのです。そして3幹部は、決死の覚悟でプリキュアの元へと向かうのでした。
突然の状況に戸惑っているみゆきたちの前に、ポップが現れました。ポップからキャンディがミラクルジュエルに変わったと聞かされるやいなや、3幹部がみゆきたちの前に現れたのでした。みゆきたちはプリキュアに変身して迎え撃ちます。
ウルフルン対キュアハッピー、アカオーニ対キュアサニー&キュアピース、マジョリーナ対キュアマーチ&キュアビューティーに別れて戦いが繰り広げられました。しかし、いつもの3幹部たちと比べて、今回の3人は覚悟が違いました。プリキュアが必死で立ち向かっても、まるで相手になりません。3人は黒っ鼻の力で強大な力を得ていたのでした。
しかし、それでもプリキュアは諦めません。次々に必殺技を放って、3幹部と戦います。しかし、その必殺技も圧倒的なパワーを得た3幹部の敵ではありませんでした。さらにプリキュアは、プリンセスフォームに変身して必殺技を放ちます。しかし、これもまた3幹部力を合わせての攻撃にはね返されてしまったのでした。プリキュア絶体絶命です!
そんな中、3幹部は自分たちの真情を語り始めました。なんと彼らは、絵本の中で迫害されていたキャラクターでした。狼だから、鬼だから、魔女だから、という理由で彼らは疎まれ、みんなから嫌われてきたのです。それを知った時、プリキュアは戦うことができなくなってしまいました。しかし3幹部たちは、同情されたことに逆に激昂します。
そんな3人を、ハッピーは優しく受け止めました。これまで顧みることのなかったキャラですが、絵本好きのみゆきにとって、その登場人物である狼や鬼、魔女だって大切な友達なのです。そんなハッピーに包まれて、3幹部の中から汚れた心が抜け出しました。こうして3幹部は本来の姿に戻りました。なんと彼らは、本当はメルヘンランドの妖精だったのです!
こうして3幹部は浄化したものの、その時に現れたデコルはジョーカーに奪われてしまいました。ジョーカーは、デコルとバッドエナジーを混ぜ合わせると、悪のプリキュア、バッドエンドプリキュアを生み出したのでした。
自分たちにそっくりな相手と、プリキュアはどう戦うのでしょうか!?
今回は、最終決戦らしく盛り上がってきました。作画がちょっと貧弱だったのと、お話があまりにスピーディーに展開しすぎたのが気になりましたが、ピエーロが蘇ろうとしている今、プリキュアがどう戦うのかが気になります。
最終更新日 : 2022-10-30
三幹部命懸けの戦い …
2013/01/08 12:16 往く先は風に訊け