
お休みの日、みゆきたちはみんなで買い物に出かけることにしました。例によって、ちょっと遅れてきたみゆきは、みんなと合流する手前でこけてしまいました。そんな時、近くにいた母娘が、みゆきを心配して声をかけてくれました。その女の子がつけていた手鏡を見て、みゆきは昔のことを思い出したのでした。
幼い頃みゆきは、お父さんの仕事の都合でしばらくお祖母さんのところで暮らしていたことがありました。今と違って人見知りだったみゆきは、近所の人たちが話しかけてくれてももじもじしていました。そんな時、みゆきにお祖母さんが手鏡をくれました。いつも笑顔でいれば幸せになれると、みゆきは手鏡を見て笑顔の練習をするのでした。
そうして勇気を得たみゆきは、外へと出かけました。同じ年頃の女の子が遊んでいるところに出会いましたが、いざとなったらみゆきは何もしゃべることができず、その場から逃げ出してしまったのでした。森の中でみゆきが手鏡を見ていると、1人の女の子と出会いました。その女の子とみゆきは、仲良くなって一緒に遊んだのでした。
そしてみゆきは、その女の子をモデルに自作の絵本を描きあげました。それを持って森に向かったみゆきは、その途中で以前に出会った女の子たちと出会ったのでした。再び硬直してしまうみゆきでしたが、その時耳元で森の女の子の励ましが聞こえました。その言葉に背中を押されるように、みゆきは笑顔で女の子たちに話しかけました。
すると、女の子たちも笑顔でみゆきに話しかけてくれたのでした。
こうして、みゆきは女の子たちと友達になることができました。しかし、それ以来森で出会った女の子は姿を消してしまったのでした。
みゆきが思い出を語り終わった時、泣いている女の子を見つけました。先ほどみゆきが転んだとき、声をかけてくれた女の子です。どうやらお母さんとはぐれてしまったようです。みゆきたちは手分けして、女の子のお母さんを探してあげることにしました。
そんな時、再びウルフルンが襲ってきたのでした。先の戦いの後、ウルフルンはバッドエンド王国に帰ることもできずあたりをさまよっていたようです。自分たちがこんなに追い詰められる原因となったキュアハッピーを倒すために、ウルフルンは決死の覚悟でみゆきに向かってきたのでした。
みゆきはプリキュアに変身して戦います。しかし、決死の覚悟のウルフルンは強敵でした。たちまちハッピーは、アカンベェに追い詰められてしまったのでした。ウルフルンは、ハッピーが信じているものをあざ笑います。しかし、ハッピーは自分が信じるものを守りたい力でパワーアップしたのでした。そしてハッピーシャワーシャイニングを放ったハッピーでしたが、それだけではハイパーアカンベェは倒せません。
そんな時、やっと仲間たちが合流してくれました。5人揃ったプリキュアは、ロイヤルレインボーバーストを決めて、アカンベェを浄化したのでした。次回は、そんな追い詰められた3幹部とプリキュアの戦いになるみたいですね。
そして、女の子は無事にお母さんと出会うことができました。そしてみゆきは、自分のウルトラハッピーが何なのか気がつきました。人が人を気遣う優しい気持ち、それがみゆきを幸せにしてくれる力の元だったのでした。
森の中の女の子は、結局なんだったんでしょうね!? これはこの先のお話の伏線なのでしょうか!?
最終更新日 : -0001-11-30
誰かの優しさが勇気をくれる。 …
2012/12/29 16:38 Little Colors