日々の記録

いちごがサインを考えるお話でした。

前回受かったファッションモデルの仕事に、いちごと蘭は来ています。芸能活動が長い蘭は、撮影も手慣れたものです。それに対して、全く初めてのいちごは戸惑うことばかりです。撮影だけでもたいへんなのに、読者プレゼント用の写真にサインを書いて欲しいと言われて、いちごは悩んでしまうのでした。

実は、いちごとあおいはまだサインを考えていなかったのでした。そこでジョニー先生の命令で、２人は一晩でサインを作り上げることにしました。でも２人だけでは、どんなサインにしたらいいのかわかりません。そこで２人は、蘭に泣きついて協力してもらうことにしたのでした。

そのおかげで、なんとかサインはできあがりました。あおいの方は比較的シンプルですが、いちごのサインはとっても手が込んでいます。それを先生に指摘されましたが、いちごは努力してなんとか１枚20秒でサインを書けるまでに腕を上げたのでした。

そんな時、いちごの弟から手紙が届きました。久しぶりにお弁当屋の自宅に帰ることにしたいちごは、あおいと蘭を連れて自宅へと帰ってきました。ところが、そこにはサイン会のお知らせが・・・。弟が企画して、いつの間にかいちごたちのサイン会が開かれることになっていたのでした。仕方なくいちごとあおいはサイン会に参加しました。

ところが、いちごはサインを書くのに夢中になって、ファンの人の顔もろくに見ていません。気がつけば、いちごの前にはファンが１人もいなくなっていました。そんないちごに、蘭はファンはサインが欲しいのではなく、アイドルの顔を見たくて、話がしたくてやって来るのだと教えてくれるのでした。いちごに必要なのは、きれいなサインを書くことではなく、相手の顔を見てサインをすることだったのでした。

そして、いちごは新たなオーディションに挑戦します。サインを考えたご褒美に、ジョニー先生から新しいアイカツカードももらって、いちごは文具メーカーのオーディションに挑みます。そのオーディションに見事に合格したいちごは、早速新発売のサインペンの紹介で自分のサインを書いてみせたのでした。

今回も、いちごがアイドルとして着実に一歩成長するいいお話でしたね。