日々の記録

金曜ロードSHOWで放映された「ルパン三世 東方見聞録 〜アナザーページ〜」をようやく視聴しました。

今回は、ルパンたちがマルコ・ポーロの財宝をめぐって活躍するお話でした。マルコ・ポーロの東方見聞録にまだ知られていない幻のページが存在することがわかりました。不二子にそそのかされてアナザーページを奪おうとしたルパンですが、ルパンが持ち主の教授の下へ現れた時、教授は何者かに殺害されていました。さらに事件の背後には、死の商人として知られるロンバルト重工の社長ビラールの姿がありました。

ふとしたことで、殺された教授の娘リサと関わったルパンたちは、自分たちが教授殺しの犯人と報道されていたことから、自分たちはICPOの人間だと名乗ってしまいました。こうしてルパンたちは、マルコ・ポーロの財宝を求めて、リサと共に謎を追うことになるのでした。

その頃、別行動の五右衛門は平泉で修行していました。その途中で五右衛門は、不思議な老人と出会いました。
その老人の元へと身を寄せた五右衛門は、そこで老人の孫である三姉妹と出会いました。しかし、老人や彼女たちには何か秘密がありそうです。そんな中、五右衛門は姉妹の長女・博美と親しい間柄になりました。そんな五右衛門に、老人は自分たちが守っているものの正体を明かすのでした。

そんな五右衛門たちのところに、ルパンたちが合流してきます。ルパンたちが追い求めていた財宝の手がかりは、五右衛門と関わった老人たちが持っていたのです。しかし、そんなルパンたちをビラールはしつこく追ってきます。果たしてルパンは、マルコ・ポーロの財宝を手に入れることができるのでしょうか!?

久しぶりのルパン三世スペシャルということで録画しておいて視聴したのですが、なんだか消化不良な内容だったと思いました。あれだけ新聞で報道されていたのに、リサがルパンの正体にずっと気づかないのも不自然な気がしましたし、別行動の五右衛門がやがて事件に関わってくるのも見え見えで緊張感に欠けました。
悪役のビラールも、今ひとつ小物っぽかったですし、クライマックスもあまり盛り上がらずがっかりでした。