日々の記録

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花の下にて春死なむ (講談社文庫)北森鴻さんの香菜里屋というビアバーを舞台にした連作短編集、「花の下にて春死なむ」を読み終えました。

三軒茶屋の路地裏にあるビアバー、香菜里屋のマスター工藤は、年齢不詳の不思議な人物です。その上、彼はお客の話を聞いただけで、その裏にある本質を見抜いてしまうという才能もあったのでした。そんなお店に集まってくるお客が持ってきた事件が、次々と語られていく短編集です。

この本には、表題作「花の下にて春死なむ」、「家族写真」、「終の棲家」、「殺人者の赤い手」、「七皿は多すぎる」、「魚の交わり」の6編が収録されています。「花の下にて〜」と「魚の〜」はフリーライターの飯島七緒の視点から語られていますが、他の作品では別の人物が語り手となっています。それでも、お店には常連のお客もいて、その人物は複数の作品にまたがって登場していたりするのが面白いです。

ビアバーを舞台にした作品という面白さはあるのですが、食べ物を扱った作品にしては少し内容が重すぎる気がしました。これでは、せっかくのおいしそうな料理の描写があっても胃がもたれてしまいます。(^^;

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