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2012-09-19 (Wed) 22:12

アネモネ探偵団 香港式ミルクティーの謎/近藤 史恵

アネモネ探偵団 香港式ミルクティーの謎近藤史恵さんの「アネモネ探偵団 香港式ミルクティーの謎」を読み終えました。近藤さんは、大人向けの小説だけでなく、子供向けの作品も書かれていて驚きでした。

実生女学院と実生中学は元々は同じ学校でした。ところが理事である兄弟が対立したことから、東館は実生中学に、西館は中高一貫のお嬢様学園、実生女学院へと変わったのでした。2つの学園の間には、"実生の壁"と呼ばれる高い壁がそびえ立っています。その壁によって、2つの学校は分断されていたのでした。

小沼智秋は、有名な女優を母親に持つ中学一年生です。友達は、お父さんが有名な科学者の西野あけびと警視総監の父を持つ細川巴です。そんな3人は、ある日実生中学の1年生、中原光紀と桑江時生がカツアゲされている現場に出くわしました。彼女たちに助けられた光紀たちは、いつかこの借りを返そうと決意したのでした。

そんな時、謎の女に智秋が誘拐されそうになる事件が発生しました。あけびと巴の機転で危機を切り抜けましたが、そのしばらく後で光紀たちは怪しげな女が香港に出かける智秋たちに何か企んでいることを知ってしまいました。智秋を助けるため、智秋の母親の撮影に出かけるカメラマンの叔父さんと一緒に、光紀たちも香港に乗り込むのでした。

子供向けの作品だけあって、これまでの近藤さんの作品とは少しトーンが違った軽い作品でした。でも食べ物の描写が妙においしそうだったり、お話が進むテンポがいいのは、近藤史恵さんの作品らしいと思いました。

最終更新日 : 2022-10-30

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