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カンナ 京都の霊前 (講談社ノベルス)高田崇史さんのカンナ・シリーズ最終巻、「カンナ 京都の霊前」を読み終えました。

カンナ・シリーズもこの巻でいよいよ完結です。甲斐をかばって命を落としたと思った聡美ですが、なんとか一命をとりとめていました。しかし、毒に犯されていまだに生死の境をさまよっていたのでした。

その頃、諒司と竜之介は、玉兎の本拠地である京都を目指していました。そんな時、竜之介の祖母が何者かに暗殺されました。しかし、そのことを竜之介は知らず、諒司と共に旅を続けていたのでした。そんな竜之介たちと同様、甲斐と貴湖も京都を目指します。

そして京都において、ついに玉兎と波多野村雲流が激突することになったのでした。玉兎の元を目指していた竜之介は、波多野村雲流の一団に命を狙われることになってしまったのでした。絶体絶命の竜之介を救ったのは、甲斐たちでした。

そして甲斐たちもまた、波多野村雲流と対峙することになりました。その戦いの中、甲斐はこれまで追い求めていた蘇我大臣馬子傳暦を、自らの手で火の中に投じて燃やしてしまったのでした。かくして傳暦の内容は、誰も知ることができなくなったのでした。

ということでカンナ・シリーズも完結したわけですが、これまでにない作品を描こうとした作者の心意気は評価しますが、内容的にはかなり残念なものでした。隠された歴史と、物語がうまくかみ合っていない気がしましたし、忍者や裏の天皇をめぐる争いは、物語としてあまりに古くさすぎる気がしました。

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(書評)カンナ 京都の霊前
著者:高田崇史 カンナ 京都の霊前 (講談社ノベルス)(2012/07/05)高田 崇史商品詳細を見る 一命は取り留めたものの、意識不明の状態が続く聡美。そんな頃、亮司と共に動く竜之介の祖

2012.09.21 18:51 | 新・たこの感想文