ついに和奏が歌いました!
お父さんの留守中、和奏は飼い猫のドラもいなくなり、心細さに押しつぶされてしまいました。熱を出した和奏のために、お父さんは仕事を切り上げて帰ってきてくれたのでした。それと同時に、いなくなっていたドラも帰ってきました。こうして和奏の日常が帰ってきたのでした。
その日、熱を出した和奏はお休みでしたが、学校では新学期が始まっていました。和奏のことが気になる来夏は、お土産を持って和奏のところを訪ねてきたのでした。落ち込んでいた和奏が自殺しようとしているんじゃないかと来夏が勘違いしたりもしましたが、ようやく来夏と和奏はきちんと話をすることができました。
お母さんとの約束を果たせなかった和奏と同じく、来夏にもお祖父さんとの果たせなかった約束がありました。しかし来夏は、あくまで前向きです。約束が果たせなかったからこそ、今でも来夏はお祖父さんのことを思い出してあげることができるのです。
そんな中、紗羽からメールが来ました。紗羽のお母さんが、渡したいものがあるそうです。何かと思えば、学生時代の和奏のお母さんたちの写真と、合唱部の練習を録音したテープでした。
翌日、それを和奏は、誰もいない部室で聴こうとしますが、田中やウイーンが朝練に来ていて果たせませんでした。でも、2人から発声法のことを聞かれた和奏は、聴いてくれる相手のことを思って歌うという一番大切なことを思い出したのでした。
和奏が帰宅すると、豪勢な食事が待っていました。今日はお父さんとお母さんの結婚記念日だったのでした。
食事をしながら、お父さんはなぜお母さんが病気だったことを話さなかったのか教えてくれました。それはお母さんから止められていたからでした。和奏と一緒に歌を作ろうとしていたお母さんは、別れの歌ではなく、それを歌った人が自分のことを思い出してくれるような歌が作りたかったのです。
それを聞いた和奏は、初めてお母さんの真意を知って泣き出しました。そして、ピアノや今までの思い出を処分してしまったことを激しく後悔するのでした。そんな和奏に、お父さんは書きかけの楽譜を手渡しました。それはお母さんが、和奏の歌として作り始めていたものでした。その歌を完成させること、それが和奏の目標になりそうですね。そして処分されたと思ったピアノは、ちゃんとお父さんが保管しておいてくれました。
翌日、合唱部の部室にやって来た和奏は、お母さんたちの演奏を聴きました。そして、それに合わせて一緒に歌い出していたのでした。そこに来夏たちもやって来ました。こうして、ようやく合唱部に和奏が本当の意味で加入してくれました。みんなの歌声が、とても素敵でした。
今回は、和奏の過去を描きつつ、お母さんが病気だったことを知らなかった苦しみから、ついに和奏が飛び立ちました。これから和奏が、どんな歌を聴かせてくれるのか、楽しみです!
お父さんの留守中、和奏は飼い猫のドラもいなくなり、心細さに押しつぶされてしまいました。熱を出した和奏のために、お父さんは仕事を切り上げて帰ってきてくれたのでした。それと同時に、いなくなっていたドラも帰ってきました。こうして和奏の日常が帰ってきたのでした。
その日、熱を出した和奏はお休みでしたが、学校では新学期が始まっていました。和奏のことが気になる来夏は、お土産を持って和奏のところを訪ねてきたのでした。落ち込んでいた和奏が自殺しようとしているんじゃないかと来夏が勘違いしたりもしましたが、ようやく来夏と和奏はきちんと話をすることができました。
お母さんとの約束を果たせなかった和奏と同じく、来夏にもお祖父さんとの果たせなかった約束がありました。しかし来夏は、あくまで前向きです。約束が果たせなかったからこそ、今でも来夏はお祖父さんのことを思い出してあげることができるのです。
そんな中、紗羽からメールが来ました。紗羽のお母さんが、渡したいものがあるそうです。何かと思えば、学生時代の和奏のお母さんたちの写真と、合唱部の練習を録音したテープでした。
翌日、それを和奏は、誰もいない部室で聴こうとしますが、田中やウイーンが朝練に来ていて果たせませんでした。でも、2人から発声法のことを聞かれた和奏は、聴いてくれる相手のことを思って歌うという一番大切なことを思い出したのでした。
和奏が帰宅すると、豪勢な食事が待っていました。今日はお父さんとお母さんの結婚記念日だったのでした。
食事をしながら、お父さんはなぜお母さんが病気だったことを話さなかったのか教えてくれました。それはお母さんから止められていたからでした。和奏と一緒に歌を作ろうとしていたお母さんは、別れの歌ではなく、それを歌った人が自分のことを思い出してくれるような歌が作りたかったのです。
それを聞いた和奏は、初めてお母さんの真意を知って泣き出しました。そして、ピアノや今までの思い出を処分してしまったことを激しく後悔するのでした。そんな和奏に、お父さんは書きかけの楽譜を手渡しました。それはお母さんが、和奏の歌として作り始めていたものでした。その歌を完成させること、それが和奏の目標になりそうですね。そして処分されたと思ったピアノは、ちゃんとお父さんが保管しておいてくれました。
翌日、合唱部の部室にやって来た和奏は、お母さんたちの演奏を聴きました。そして、それに合わせて一緒に歌い出していたのでした。そこに来夏たちもやって来ました。こうして、ようやく合唱部に和奏が本当の意味で加入してくれました。みんなの歌声が、とても素敵でした。
今回は、和奏の過去を描きつつ、お母さんが病気だったことを知らなかった苦しみから、ついに和奏が飛び立ちました。これから和奏が、どんな歌を聴かせてくれるのか、楽しみです!
最終更新日 : -0001-11-30
ドラちゃん無事でした。よかったですね。今回はこんな感じで、周囲の優しさに見守られてる和奏にとっていろいろと“戻って”くる話だったように思いました。 来夏のズッコケシーン …
2012/08/11 22:40 ボヘミアンな京都住まい