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2012-06-30 (Sat) 23:36

トッカン 特別国税徴収官/高殿 円

トッカン―特別国税徴収官―高殿 円さんの「トッカン 特別国税徴収官」を読み終えました。
いっけん軽そうな感じの雰囲気なのに、実は重いテーマも含まれているという内容は、有川浩さんの小説を思わせるものがありました。

東京国税庁の京橋税務署に勤務する鈴宮深樹は、税務職員としてはまだ新人の25歳です。そんな彼女は、なぜか本庁からやって来た特別国税徴収官の鏡雅愛の補佐として働くことになってしまいました。しかし、この鏡は冷酷無比な仕事人間でした。何かと言葉に詰まって言いたいことがいえない深樹のことを、ぐー子というあだ名で呼ぶのでした。そして鏡は、今日も悪質な滞納者の家へと乗り込んで、外車やペットまで差し押さえます。

第1話を読んだ時は、軽いラノベみたいな感じだな〜と思いました。しかし、第2話以降になると急に物語の雰囲気が変わって、未熟な主人公ぐー子の成長物語になっていくのがよかったです。そして、冷酷だと思っていた鏡の意外な過去が明らかになると共に、最後にはちょっと恋が芽生えたみたいなところもよかったです。

物語を読み始める前は、映画「マルサの女」みたいな話かと思っていたのですが、それとはまた違った切り口から税金というものについて考えさせられる作品でした。
誰も払いたくて税金を払っている人なんていません。でも、それを払わないと国というものが立ちゆかなくなってしまう。すると、本当に困っている人への支援も止まってしまう。そうならないためにも、しっかり税金を支払っていこうと思いますので、国にはそれを本当に有効に役立てて欲しいと思いました。

最終更新日 : 2022-10-30

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