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2012-06-28 (Thu) 02:42

恐怖の存在(下)/マイクル・クライトン

恐怖の存在 (下) (ハヤカワ・ノヴェルズ)マイクル・クライトンの「恐怖の存在(下)」を読み終えました。

環境テロリストの存在を知ったエヴァンズは、ケナーと共にテロリストの計画を阻止するために行動するのでした。
環境団体は、自分たちの主張を広く認知させ、信じさせるために、人為的に災害を起こそうとしていたのです。エヴァンズたちの活躍によって、それは何とか防がれたのでした。

一応、冒険小説の体裁を取っていますが、そういった形式を利用して作者の主張を伝えようという作品でした。この本を読んでいたら、環境問題は本当に存在するのか、それとも存在すると思わせたい者がいるのか、誰の言うことを信じたらいいのかわからなくなってしまいました。そんな中で、著者が主張する、どんな問題でもこれは本当に正しいのかという疑問を持つことは受け入れられるべきだという考えには深く共感できました。
何が正しいのか、真実を知ることはとても難しいことだと思います。短絡的に1つの事実が正しいと決めつけて、それを否定することさえ許されない、これこそが本当に恐れるべきことだと思いました。

現在、日本では地球温暖化は間違いなく進行していると決めつけられて語られることが多いように思います。しかし、その裏にはそれを口実にさまざまな商品を売りつけようとしている企業の思惑や、政治的な思惑、狂信的な環境保護団体、研究費用を捻出するためにスポンサーの意向に従った発表を行う科学者など、さまざまな思惑が渦巻いていることは忘れてはいけないと思いました。

最終更新日 : 2022-10-30

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