切嗣と綺礼。セイバーとバーサーカーの激闘が続く中、ついに聖杯がその姿を現しました。
バーサーカーの正体が盟友ランスロットだったと知って、セイバーは衝撃を受けました。それでも自分の目指す目的のために、セイバーは戦いを続けるのでした。そして切嗣と綺礼も激しい戦いを繰り広げていました。令呪から魔力を供給して戦う綺礼と、自らの第12肋骨をすり潰して作った弾丸で迎え撃つ切嗣。2人の戦いも壮絶なものとなりました。
その頃、安置されていたアイリの体に異変が起きていました。その姿が崩れて、聖杯が姿を現したのです。出現した聖杯には、みるみる血(?)が満たされていきました。切嗣と綺礼がそれぞれに相手に大きなダメージを与えたところで、満たされた血があふれ出しました。その血は、天井を突き破って切嗣たちが戦っていた場所に降り注いだのでした。
切嗣が気がつくと、彼は昔住んでいた島にいました。そして、そこに死んだはずのアイリが姿を現しました。そのアイリは、聖杯の意識がアイリの姿をとって現れたものでした。聖杯は切嗣に願いを言うように迫ります。しかし、聖杯には切嗣の望んだ争いのない世界を実現する力はありませんでした。聖杯にできるのは、切嗣の持っていた多数を救うためには少数を犠牲にするという究極の選択を拡大したものだったのでした。
そうして残された世界には、アイリとイリヤしかいませんでした。聖杯はその世界を望むようにと切嗣に迫ります。しかし、切嗣は幻の中のアイリとイリヤの命を奪ったのでした。結局、聖杯には切嗣の望む世界を作り出す力など最初からなかったのです。それを知った切嗣は打ちのめされました。そして綺礼を殺して、自らの戦いに終止符を打ったのでした。
自らの理想のためバーサーカーを倒したセイバーもまた、聖杯の元へと向かいました。そこに待っていたのは、アーチャーでした。アーチャーは、聖杯への執着を捨てて、自らの妻になるようセイバーに迫ります。しかし、どんなに痛めつけられようと、それはセイバーに受け入れられることではありません。
そんな時、切嗣がセイバーの前に現れました。聖杯の正体を知った切嗣は、令呪を持ってセイバーに命じました。聖杯を破壊しろと!
あれほど手に入れることを願った聖杯を、セイバーは自らの手で壊すためにエクスカリバーを振り上げました。
この戦いの結末には、何が待っているのでしょうか!?
バーサーカーの正体が盟友ランスロットだったと知って、セイバーは衝撃を受けました。それでも自分の目指す目的のために、セイバーは戦いを続けるのでした。そして切嗣と綺礼も激しい戦いを繰り広げていました。令呪から魔力を供給して戦う綺礼と、自らの第12肋骨をすり潰して作った弾丸で迎え撃つ切嗣。2人の戦いも壮絶なものとなりました。
その頃、安置されていたアイリの体に異変が起きていました。その姿が崩れて、聖杯が姿を現したのです。出現した聖杯には、みるみる血(?)が満たされていきました。切嗣と綺礼がそれぞれに相手に大きなダメージを与えたところで、満たされた血があふれ出しました。その血は、天井を突き破って切嗣たちが戦っていた場所に降り注いだのでした。
切嗣が気がつくと、彼は昔住んでいた島にいました。そして、そこに死んだはずのアイリが姿を現しました。そのアイリは、聖杯の意識がアイリの姿をとって現れたものでした。聖杯は切嗣に願いを言うように迫ります。しかし、聖杯には切嗣の望んだ争いのない世界を実現する力はありませんでした。聖杯にできるのは、切嗣の持っていた多数を救うためには少数を犠牲にするという究極の選択を拡大したものだったのでした。
そうして残された世界には、アイリとイリヤしかいませんでした。聖杯はその世界を望むようにと切嗣に迫ります。しかし、切嗣は幻の中のアイリとイリヤの命を奪ったのでした。結局、聖杯には切嗣の望む世界を作り出す力など最初からなかったのです。それを知った切嗣は打ちのめされました。そして綺礼を殺して、自らの戦いに終止符を打ったのでした。
自らの理想のためバーサーカーを倒したセイバーもまた、聖杯の元へと向かいました。そこに待っていたのは、アーチャーでした。アーチャーは、聖杯への執着を捨てて、自らの妻になるようセイバーに迫ります。しかし、どんなに痛めつけられようと、それはセイバーに受け入れられることではありません。
そんな時、切嗣がセイバーの前に現れました。聖杯の正体を知った切嗣は、令呪を持ってセイバーに命じました。聖杯を破壊しろと!
あれほど手に入れることを願った聖杯を、セイバーは自らの手で壊すためにエクスカリバーを振り上げました。
この戦いの結末には、何が待っているのでしょうか!?
最終更新日 : 2022-10-30
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2012/06/24 07:42 破滅の闇日記