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2012-05-29 (Tue) 22:46

海からの贈物/アン・モロウ・リンドバーグ

海からの贈物 (新潮文庫)結城浩さんの「数学ガール」の中で引用されていて興味を持った、アン・モロウ・リンドバーグの「海からの贈物」を読み終えました。

この本の著者は、大西洋横断飛行で有名なリンドバーグの奥さんです。彼女自身も飛行家であり、著作家であり、主婦でもあったそうです。そんな彼女が、とある島を1人で訪れた時に書いた思索をまとめたのがこの本です。
本の解説を読むと、女性の自立や幸せについて書かれている本のように思われますが、その内容は男性でも十分に共感できるものだと思います。

島での貝殻を拾う生活をしていた著者は、日常から一歩離れた空間に身を置いたことで、普段の自分がいかに多くのことに忙殺されていたかを知ります。そして、生活をシンプルにすることの必要性を感じるのでした。
また、人がよりよく生きる上で、1人になれる時間が必要だということにも言及しています。そして著者は、人間が本質的には孤独な存在であることを認識するのでした。そして、孤独な存在であるからこそ、時折訪れる人と人とのふれあいが大切なものであるとも気づきます。

わずか120ページほどの薄い本なのですが、その語りかけてくる内容はとても深いです。一度読んで終わりという本ではなく、何度も読み返す度に何か発見がある本だと思います。

最終更新日 : 2016-04-22

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