久しぶりに淳一が顔を出しました。淳一は、薫たちにバーで演奏する話を持ってきたのでした。
律子に好きだと告白はしたものの、薫と律子の間はギクシャクしています。そんな時、地下室で練習していた薫たちの前に淳一が顔を出しました。淳一は、クリスマスの夜にバーで米兵の前で演奏するという話を持ってきたのでした。おまけに、その日は千太郎の誕生日だったのでした。
千太郎の誕生日プレゼントを買おうと、薫は楽器店にやって来ました。そこで同じことを考えていた律子と出会うのでした。結局、2人は一緒にドラムのスティックを買いました。その帰り道、初雪が降りました。雪の中で無邪気にはしゃいでいる律子を見た薫は、思わず律子にキスしてしまうのでした。
でも、まだ律子の心は千太郎にあります。律子の目に涙がにじんだ時、タイミングが悪いことに千太郎がやって来てしまいました。律子はその場から逃げ出してしまいました。家族と楽しそうに遊ぶ千太郎に、薫は八つ当たりのようにくってかかります。親戚の家で暮らしている薫は、家の中に居場所がないのでした。
そんな薫を自宅に連れて行った千太郎は、1冊のアルバムを薫にみせました。それには、幼い頃の千太郎が写っていました。しかし、その姿はどうみても外国人の子供のようです。なんと千太郎は、母親がアメリカ人との間に産んでしまった子供だったのでした。しかし千太郎を産んだ後で、母親は実家に千太郎を残して失踪してしまいました。そんな千太郎は、家族の厄介者として育ったのでした。
千太郎の過去を知って、薫は激しく後悔するのでした。でも、2人でオルガンを弾いて仲直りできました。
そして、バーでの演奏の日がやって来ました。会場には律子だけでなく、百合香も招かれていました。そんな百合香が気になるのか、いつになく千太郎の演奏が堅いです。そんな千太郎をたきつけるように、薫は激しい演奏をするのでした。この場面、奏者と奏者が楽器で語り合っているみたいで、とってもジャズっぽくてよかったと思います。
演奏は盛り上がりますが、酔っぱらった白人兵が黒人の音楽は聴けないと文句を言い始めました。それに千太郎が怒ったことで、会場の空気は一気に気まずいものになってしまいました。そんな空気を変えたのは、淳一でした。
薫と演奏した「バット・ノット・フォー・ミー」のおかげで、会場の空気は再びなごんだのでした。そんな淳一の姿に、百合香は激しく惹かれました。そのことを、百合香の目のアップだけでわからせる演出が凄かったです。
こうして薫たちの初めての人前での演奏は終わりました。しかし、百合香は淳一のことが気になっているようです。そんな百合香を千太郎が好き。そんな千太郎を律子が好き。そんな律子を薫は好き・・・。
世の中、なかなかうまくいかないものですね。
律子に好きだと告白はしたものの、薫と律子の間はギクシャクしています。そんな時、地下室で練習していた薫たちの前に淳一が顔を出しました。淳一は、クリスマスの夜にバーで米兵の前で演奏するという話を持ってきたのでした。おまけに、その日は千太郎の誕生日だったのでした。
千太郎の誕生日プレゼントを買おうと、薫は楽器店にやって来ました。そこで同じことを考えていた律子と出会うのでした。結局、2人は一緒にドラムのスティックを買いました。その帰り道、初雪が降りました。雪の中で無邪気にはしゃいでいる律子を見た薫は、思わず律子にキスしてしまうのでした。
でも、まだ律子の心は千太郎にあります。律子の目に涙がにじんだ時、タイミングが悪いことに千太郎がやって来てしまいました。律子はその場から逃げ出してしまいました。家族と楽しそうに遊ぶ千太郎に、薫は八つ当たりのようにくってかかります。親戚の家で暮らしている薫は、家の中に居場所がないのでした。
そんな薫を自宅に連れて行った千太郎は、1冊のアルバムを薫にみせました。それには、幼い頃の千太郎が写っていました。しかし、その姿はどうみても外国人の子供のようです。なんと千太郎は、母親がアメリカ人との間に産んでしまった子供だったのでした。しかし千太郎を産んだ後で、母親は実家に千太郎を残して失踪してしまいました。そんな千太郎は、家族の厄介者として育ったのでした。
千太郎の過去を知って、薫は激しく後悔するのでした。でも、2人でオルガンを弾いて仲直りできました。
そして、バーでの演奏の日がやって来ました。会場には律子だけでなく、百合香も招かれていました。そんな百合香が気になるのか、いつになく千太郎の演奏が堅いです。そんな千太郎をたきつけるように、薫は激しい演奏をするのでした。この場面、奏者と奏者が楽器で語り合っているみたいで、とってもジャズっぽくてよかったと思います。
演奏は盛り上がりますが、酔っぱらった白人兵が黒人の音楽は聴けないと文句を言い始めました。それに千太郎が怒ったことで、会場の空気は一気に気まずいものになってしまいました。そんな空気を変えたのは、淳一でした。
薫と演奏した「バット・ノット・フォー・ミー」のおかげで、会場の空気は再びなごんだのでした。そんな淳一の姿に、百合香は激しく惹かれました。そのことを、百合香の目のアップだけでわからせる演出が凄かったです。
こうして薫たちの初めての人前での演奏は終わりました。しかし、百合香は淳一のことが気になっているようです。そんな百合香を千太郎が好き。そんな千太郎を律子が好き。そんな律子を薫は好き・・・。
世の中、なかなかうまくいかないものですね。
最終更新日 : 2022-10-30
投稿者・全力丘 坂道のアポロン 1 (フラワーコミックスアルファ)(2008/04/25)小玉 ユキ商品詳細を見る クリスマスが近づいてきたある日、東京から再び淳一が戻ってきた。喜ぶ千太郎た …
2012/05/08 20:56 ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人