クオリティの高い作画とストーリーで楽しませてくれた「ちはやふる」も、いよいよ最終回です。
千早たちは、テレビで名人戦・クイーン戦を観戦しています。クイーンの詩暢の強さも圧倒的なものでしたが、名人の周防の強さは、さらにそれを上回るものでした。なんと名人の周防は、千早以上に"感じ"がいい選手でした。その驚異の耳を持ってすれば、28枚の札が一字決まりなのと同じなのだそうです。そんな卓越した能力を持つ周防は、あっさりと挑戦者を退けて名人位を守り抜いたのでした。
名人とクイーンのあまりの凄さに、千早たちは打ちのめされました。きっと今の時点では、どうやったらあのレベルにまで達することができるのか、その方法さえわからないことでしょう。千早たちは意気消沈して、太一の家から帰宅します。その帰り道、机君がいきなり千早に指摘しました。これまでのデータを検討すると、なんと千早にも最初の音を聞いただけで取れる札が20枚はあるというのです。
名人の強さに圧倒された太一は、新のところに電話しました。同じようにテレビを見ていた新は、やはり名人の強さに驚いていました。しかし新は、お祖父さんから言われた言葉を思い出していたのでした。たしかに現名人の"感じ"の良さは驚異的です。しかし、カルタが強いということは、それだけではないというのです。
それ以外の長所を伸ばして名人に勝つこと、それだって夢ではないのです。
こうして千早たちの新たな戦いが始まりました。今はまだ名人やクイーンの挑戦者になることすらできません。
しかし、千早たちの最終的な目標は、しっかり見えています。ここから先、その夢の場所に届くまでの並外れた努力が必要でしょうが、きっと千早たちはそこにたどり着いてくれると信じています。
そうそう。みんな名人とクイーンに圧倒されていた中、奏ちゃんは専任読手の素晴らしさに惹かれていました。
歌が大好きな奏ちゃんですから、これは彼女にとって最適な夢なのかもしれませんね。しかし、この道も決して甘くはありません。なんと専任読手になるには、A級になることが必要なのだそうです。今の奏ちゃんにとって、このハードルは低くないですね。
しかし、そんな奏ちゃんを励ましたのは、地道に努力を続ける太一の姿でした。これまでは試合前の素振りもあまりしなかった太一ですが、名人戦を知って態度が変わりました。その上、勝つためには手段を選ばない須藤のようなどSっぷりも発揮。これからの太一がどんな選手に育っていくのか、楽しみです。
そして、学年があがって千早たちは2年生になりました。今の部室を確保するには、最低5人の新入部員を増やさなければならないなど、カルタ部にはまた試練が待っています。その試練を千早たちがどう乗り越えていくのか、そしてどんな新入生が入ってくるのか。これからのカルタ部も楽しみですね。
ということで、「ちはやふる」もとうとう終わってしまいました。第1話からこの最終話まで、これだけ続きが楽しみな作品も久しぶりでした。第1話で千早と新がカルタで対戦する場面、そこから一気にこの作品に魅入られてしまいました。カルタといういっけん地味な世界を描きながら、その世界の奥の深さ、広がりを知ることができたのは本当によかったです。
原作はまだ続いているようなので、ぜひ第2期も実現して欲しいと思います!
千早たちは、テレビで名人戦・クイーン戦を観戦しています。クイーンの詩暢の強さも圧倒的なものでしたが、名人の周防の強さは、さらにそれを上回るものでした。なんと名人の周防は、千早以上に"感じ"がいい選手でした。その驚異の耳を持ってすれば、28枚の札が一字決まりなのと同じなのだそうです。そんな卓越した能力を持つ周防は、あっさりと挑戦者を退けて名人位を守り抜いたのでした。
名人とクイーンのあまりの凄さに、千早たちは打ちのめされました。きっと今の時点では、どうやったらあのレベルにまで達することができるのか、その方法さえわからないことでしょう。千早たちは意気消沈して、太一の家から帰宅します。その帰り道、机君がいきなり千早に指摘しました。これまでのデータを検討すると、なんと千早にも最初の音を聞いただけで取れる札が20枚はあるというのです。
名人の強さに圧倒された太一は、新のところに電話しました。同じようにテレビを見ていた新は、やはり名人の強さに驚いていました。しかし新は、お祖父さんから言われた言葉を思い出していたのでした。たしかに現名人の"感じ"の良さは驚異的です。しかし、カルタが強いということは、それだけではないというのです。
それ以外の長所を伸ばして名人に勝つこと、それだって夢ではないのです。
こうして千早たちの新たな戦いが始まりました。今はまだ名人やクイーンの挑戦者になることすらできません。
しかし、千早たちの最終的な目標は、しっかり見えています。ここから先、その夢の場所に届くまでの並外れた努力が必要でしょうが、きっと千早たちはそこにたどり着いてくれると信じています。
そうそう。みんな名人とクイーンに圧倒されていた中、奏ちゃんは専任読手の素晴らしさに惹かれていました。
歌が大好きな奏ちゃんですから、これは彼女にとって最適な夢なのかもしれませんね。しかし、この道も決して甘くはありません。なんと専任読手になるには、A級になることが必要なのだそうです。今の奏ちゃんにとって、このハードルは低くないですね。
しかし、そんな奏ちゃんを励ましたのは、地道に努力を続ける太一の姿でした。これまでは試合前の素振りもあまりしなかった太一ですが、名人戦を知って態度が変わりました。その上、勝つためには手段を選ばない須藤のようなどSっぷりも発揮。これからの太一がどんな選手に育っていくのか、楽しみです。
そして、学年があがって千早たちは2年生になりました。今の部室を確保するには、最低5人の新入部員を増やさなければならないなど、カルタ部にはまた試練が待っています。その試練を千早たちがどう乗り越えていくのか、そしてどんな新入生が入ってくるのか。これからのカルタ部も楽しみですね。
ということで、「ちはやふる」もとうとう終わってしまいました。第1話からこの最終話まで、これだけ続きが楽しみな作品も久しぶりでした。第1話で千早と新がカルタで対戦する場面、そこから一気にこの作品に魅入られてしまいました。カルタといういっけん地味な世界を描きながら、その世界の奥の深さ、広がりを知ることができたのは本当によかったです。
原作はまだ続いているようなので、ぜひ第2期も実現して欲しいと思います!
最終更新日 : 2022-10-30
アニメ「ちはやふる」を見ました。 日テレにて 火曜深夜にやってました 競技かるたをテーマにした部活モノで 青春系といいますか かるたとはいえ、知だけではなく スポーツをしているかのようで なかなか 競技カルタの奥深さがわかり 面白いですね 千早、太一、新 ... …
2012/04/06 08:09 笑う学生の生活