
気持ちはいまだに若いつもりですが^^;、やはり人は年を取っていくものです。そこで、年齢が上がってきた時に、運転の際にどんなところに気をつければいいのか知りたくてこの本を手に取りました。
公共交通機関の発達した都会と違い、田舎では年を取っても車を運転できないと生活の範囲が本当に狭くなってしまいます。この本は、そういった点に理解を示しているところに共感できました。
その上で、年を取って衰えてきた視力や運動神経をどうおぎなうのかがわかりやすく説明されていて参考になりました。また、それと平行して著者の車に対する思いが語られていたのも、読み物として楽しかったです。特に、年を取ったから無難な車に乗るのではなく、オープンカーに乗ってみたりと、あえて若々しい行動をしてみるのも素敵なことだと思いました。
この本の中で意外だったのは、車に詳しい著者のような人でも、カーナビは苦手なんだなあということです。車に搭載されている製品ですが、カーナビはどこかコンピュータに近いものがあるからかもしれませんね。私などは、逆にカーナビの操作はそれほどまごつきませんが、運転ではまごついてしまいます。カーナビの操作と車の運転では、脳の使う部分が違うのかもしれませんね。
最終更新日 : 2022-10-30