日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆

Top Page › 読書 › 松岡 圭祐 › 万能鑑定士Qの事件簿VI/松岡 圭祐
2011-12-28 (Wed) 00:29

万能鑑定士Qの事件簿VI/松岡 圭祐

万能鑑定士Qの事件簿VI (角川文庫)松岡圭祐さんの「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズ第6巻を読み終えました。

今回は、莉子に最強のライバルが登場します。その名も万能贋作者・雨森華蓮。華蓮は国内だけでなく、海外の警察からもマークされている天才的な詐欺師です。その贋作で巨額の利益を得てきましたが、華蓮自身はいつも巧妙に立ち回って尻尾をつかませません。

そんな華蓮を贋作者と知らず、倒産寸前の裁縫工場の経営者が接触します。その経営者に華蓮は、有名ブランドの服の制作を依頼します。最初は半信半疑だった経営者ですが、まんまと華蓮にだまされて、ブランド品の偽物を作らされてしまいます。しかし、経営者がそれに気づいた時、華蓮はどこにもいなかったのでした。

そんな華蓮を追い詰めるために、莉子は警察の要請を受けて捜査に協力します。その側には、いつもの相棒・小笠原も一緒です。そんな莉子の前に華蓮が現れました。莉子にとある場所で鑑定をお願いしたいというのです。しかし、その裏には華蓮が計画する次の贋作MNC74が隠されていたのでした。

華蓮に呼ばれるまま、鎌倉へと赴いた莉子でしたが、そこで彼女を待っていたのは不可解な鑑定の依頼でした。事件の真相が何もつかめぬまま、莉子は華蓮の元から立ち去ります。しかし、そこには巧妙に計画された華蓮の策略が隠されていたのでした。莉子はその陰謀を暴くことができるのでしょうか!?

今回は、華蓮というライバルキャラが登場したことで、今までになく物語が盛り上がりました。徹底的に人の善意を信じる莉子と、とことん人を欺こうとする華蓮の対比もよかったです。(^^)

最終更新日 : 2022-10-30

Comment