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2011-12-24 (Sat) 23:30

ビブリア古書堂の事件手帖2/三上 延

ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)三上延さんの「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ、第2巻を読み終えました。

前巻では、大輔と栞子さんとの出会いが描かれましたが、今回は栞子さんの家庭事情に触れる内容でした。
第1話では、栞子さんが小菅奈緒の妹が書いたという感想文の秘密を解き明かします。ここで題材にされているのは、古典SF「時計仕掛けのオレンジ」でした。そういえば、第1巻でも栞子さんは2冊のサンリオSF文庫を読んでいましたし、意外とSF好きなんでしょうかね!?(^^;

第2話では、大輔の元彼女・晶穂が登場しました。第1話の冒頭が伏線になっていたりして、物語としてはこの第2話が一番面白かったです。

そして第3話では、栞子さんのお母さんの過去が明かされました。離婚して家から出てしまったお母さんですが、栞子さんと同じように、優れた洞察力の持ち主でした。今回はお母さんのことは紹介程度でしたが、いずれこの先のお話で本人が登場することもあるのでしょうか。栞子さんとの推理対決が見られたりすると楽しいですね。

第3話でうれしかったのは、藤子不二雄さんの最初期の名作「UTOPIA 最後の世界大戦」が登場したことです。私自身、昔から藤子不二雄さんの作品が好きでいろいろと読んでいますので、興味を持って読むことができました。この「最後の世界大戦」、さすがにオリジナルは目にしたことがありませんが、藤子不二雄ランドで復刊された時に購入しました。そうそう。現在刊行中の藤子・F・不二雄全集にも収録予定になっていますね。また小学館からは、少し割高ですが、本の表紙なども発売当時のままに復刻した復刻版が発売されています。

作品中での「UTOPIA」の説明でちょっと気になったのは、栞子さんはこの作品が手塚先生の紹介で単行本執筆の依頼が来たと言っていますが、これは完成原稿を手塚先生に預けたの誤りですね。
藤子不二雄さんの自伝的なマンガ「まんが道」などを読むと、長編を新人が雑誌に掲載してもらうのは難しいからと、手塚先生が原稿を預かり出版社に紹介するというやり取りが描かれています。Wikipediaの「UTOPIA 最後の世界大戦」にも同じ記述がありますので、この部分はもう少し調べて欲しかったなあと思いました。
もっとも、栞子さんがマンガの古書には詳しくないことを描写するために、わざと間違った説明をさせたという可能性もありますが・・・。

ということで、第2巻も楽しむことができました。この本を読んだおかげで、さらに読書に力が入りそうです!

最終更新日 : 2016-04-22

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